平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

約1分で読める記事を中心に、やってみた/試してみた暇つぶしを系統別でご提案!

書道パフォーマンスっぽく2022年の「今年の漢字」の予想を発表します

毎年発表される「今年の漢字」。大きな紙に大きな筆で一文字書く、という発表形式をとっているので見ていて爽快だし、ついつい見ちゃう魅力もありますよね。

そんな「今年の漢字」ですが、2022年は果たしてどんな一文字になるでしょうか?

予想してみたので、自分の中の“書道っぽさ”を総動員し、発表していきたいと思います。

もっと“書道っぽく”今年の漢字発表がしたい

書道————————

書道(しょどう)または書(しょ)とは、書くことで文字の美しさを表そうとする東洋の造形芸術である。

Wikipediaより抜粋)

 

みんなが習ったことのある「習字」と、一般的に言われる「書道」には明確な違いがあります。それは、「習字」が普遍的な美しさを求めるのに対し、「書道」は芸術的な美しさを求めるという点。

 

つまり、書道はその表現に自由があるということです。故にパフォーマンス的な要素も多分に含んでいるというわけですね。

大人になってから見る書道と言えば、おそらくもっぱら「今年の漢字」の発表の時ではないでしょうか。あれも、「清水寺」という舞台(環境)で大きな半紙に大きな筆で一文字を書く、というパフォーマンスの要素が大きいものだと思います。

 

書道家やお坊さんでもない限り、あんなおっきい紙におっきい筆で一文字書くなんていう体験はまずないはず。だけど僕としては、整った環境下でおっきい紙に思いっきり一文字を書いてみたいという欲があるのです。むしろ環境や雰囲気、動作も含めればもっと書道っぽく「今年の漢字」発表が出来るのではないかとすら考えている次第です。

と言うことでまだ2022年も残っていますが、振り返り等も踏まえ推察した上で2022年の今年の漢字を予想し、自分なりの表現で発表をしていきたいと思います。

 

 

 

今年の漢字」振り返りと推察

まずは今年の漢字のいままでの発表を振り返り、ざっくりと傾向を掴んでいく。2021年から2016年まで遡ってみると以下の通りでした。

2021年:金

2020年:密

2019年:令

2018年:災

2017年:北

2016年:金

以上の振り返りからは、①ポジティブ/ネガティブ関係なく選ばれる、②年によっては同じ漢字も選ばれる、③代表的な事柄かつ意味が重複するような漢字が選ばれやすい、ということが分かってきました。ふむふむ。

 

次に2022年上期に起きたことなどを振り返りつつ、聞き込みによって大衆の2022年のざっくりとした印象を聞き取っていきます。(「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会という団体が全国公募により決定するそう(2021年は約22万票の応募!)なので、いろんな人への聞き取りで大まかな方向性は掴めるはず。)

上期に起きた主な出来事としては、まずは引き続きのコロナ禍から始まり、2月の北京五輪、そしてなんといってもロシアによるウクライナ侵攻。そして国内だと知床半島沖での観光船沈没や歴史的な円安といったことがありました。また、各著名人(石原慎太郎氏、上島竜兵氏などなど)の逝去も相次いでいます。

ざっと見てみるとあまり良い印象のニュースはない感じです…。実際、立ち飲み屋での聞き込みでもその印象は強く、挙げてもらった一文字もネガティブな印象が多めでした。もしくは「逆に良い方向に行ってほしいのでこの一文字を選ぶ」といった声も見られました。挙げてもらった漢字は例えばこんなものたちでした。

革、恐、暴、戦、昇、命、尊、病、変(他多数)

 

やはり一番はウクライナ侵攻のイメージ。世界的な出来事で、確実に歴史の教科書に載るような出来事なので多くの人の印象に残っていました。ちなみに一人だけでしたが、「勝」という字を挙げている超ポジティブな人もいました。「なにに勝つんですか?」と聞いてみると、「私が勝つ」という回答で、微妙に回答にもなっていない超ポジティブな返しをされました。

とは言え、聞き取りした中でも複数の人が同じように挙げ、かつ賛同する声も圧倒的に多かった漢字がひとつだけありました。(上に挙げた以外の一文字です。)またその漢字は、いままでの発表の振り返りによって分かった3点の傾向ともある程度条件が合致しています。なので今回はその一文字を自分なりの表現で発表していきたいと思います。

 

 

 

書道っぽさを総動員して予想発表!

竹————————

竹から感じる和のイメージと、もともと書道が持っているイメージはかなり近いものがあると思っています。そう、まず発表に際して整えるべきは“環境”。本物の「今年の漢字発表」が清水寺なのに対し、筆者は竹藪の中という環境を選択しました。寺ももちろん環境としては申し分ないですが、清水寺は観光色が強く雑念が多い気がします。書道はもっと静けさと向かい合うものだと思う————————知らんけど

 

と言うことで、普通の半紙を3×3貼り合わせた特製半紙を、段ボールの板に固定し、その段ボールを養生テープで竹に固定しました。

これで本物とほぼ同じような状況に持っていくことが出来ました。

 

さて、次に着目するのは雰囲気。これだけ舞台が整っていても自らの雰囲気が伴っていなければ台無しというもの。なので自分の手持ちで精いっぱいの“っぽさ”を表現してみました。

どうでしょうか?

書道するときは作務衣みたいな恰好でとりあえず腕組みするのが“っぽさ”だと思っています(偏見)。また、髭も少し生やし眉間にしわを寄せるのも雰囲気に貢献してると思います。

 

さらに、道具も重要な要素です。大きな半紙には大きな筆も必要でしょう。これに関しては以前作ったものを持ってきました。

miunderbar.hatenablog.com

 

さて、準備は万事整いました。あとは今年の漢字の予想を一文字でぶつけるのみ——————

書と対峙する

 

それでは…

参る!!!

 

 

 

 

 

 

——————————————————

 

 

 

完成しました。

今年の漢字筆者の予想は「安」でございます。

歴史的な円、戦争から来る全への願い、そして倍元首相の逝去…

2022年上期だけでもかなり重複が多い、かつ重大な要素の漢字だと思われます。また、実は「安」という漢字は2015年にも選ばれているので大衆が思い浮かべやすい漢字なのかもしれません。実際に飲み屋での聞き取りで一番多かった回答が安でした。

 

当たったらいいなとは思うものの、まだ今後何が起こるか分かりません。しかしながらもし予想が当たってたら、なかなか鋭い予想ではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

個人で調査して推察した今年の漢字の予想ですが、ある程度納得感はあるのではないかと思います。みなさんの予想はどんな漢字でしょうか。周りの人に聞きながらあれこれ考えたり喋ったりするのは、結構会話のネタになってオススメです。

 

また今回、大きな半紙に大きな筆で漢字を書く、という体験を初めてしましたが、これも案外気持ちがスッとするものでした。邪気が払われているような感覚です。気持ちよさとしては障子破りに近いものがあった気もします(質感が似てるので)。毎年やってるお坊さんはそれはもう煩悩が取り払われているに違いない。

ただ、竹藪の中でやるのはおすすめ出来ません。虫が多いし、通りすがりの人がいたら変な目で見られるためです。なので自然と行動に焦りが出て、バッグとかに墨をこぼしたりします。

「静けさ」とは程遠い

 

庭先など、人目が気にならない場所なら大きい紙に大きな筆で書道するのはおすすめ。書道家やお坊さんでない人は是非一度やってみてほしい体験でした。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★⋆

楽しさ:★★★★⋆

実用性:★★

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★⋆

 

おわり

【安い簡単ヘルシー】創作料理『鳥ほぐし丼』のレシピ紹介&PRをさせてほしい

「料理がめんどくさい…」「食費を抑えたい…」「できるだけ健康的な食生活を心掛けたい」

そんな人にはぜひおすすめしたい。ズボラでありつつも、ちょっぴり健康には気を使いがちで、お財布に優しい料理が好きな筆者が考案した『鳥ほぐし丼』

作り方の紹介や料理の自己PRをしていきます。

 

 

 

『鳥ほぐし丼』のレシピ

材料

鶏むね肉   約300g

たまねぎ   1/2玉(お好み)

ブロッコリー 約6ヶ

卵      2個(お好み)

しょうゆ   50㎖

みりん    50㎖

酒      50㎖

水      50㎖

(約6食分)

揃えやすくて安い材料

 

作り方

作り方もとっても簡単。(煮込む時間は合計2時間掛かるけど手間は掛かりません!)

  1. しょうゆ、みりん、酒、水それぞれ50㎖を鍋に入れる。

  2. その鍋に鶏むね肉を全部とブロッコリーを入れる。

    ブロッコリーは冷凍のものでもOK
  3. アルミホイルで蓋をして、最小弱火で煮込む。(この時点から合計2時間煮込む。)

  4. 煮込んでいる間の空き時間で玉ねぎを切ったり、ゆで卵を作る。

  5. 煮込み始めて1時間くらい経ったらゆで卵を鍋に入れる。

  6. そこから30分くらい経ったら切った玉ねぎを入れる。

  7. さらに30分煮込んで完成。鶏むね肉は繊維状に崩れるくらい柔らかくなっているのでスプーンなどで崩す。

 

 

 

PRタイム(食レポ

どんぶりに盛り付けたものがこちら。

見た目はちょっと…というところがあるけど、味が染みてそうで食べやすそうなビジュアルではないでしょうか。鶏肉は普通に調理すると身は淡白で噛み応えがありパサパサした食感になることがほとんどだと思うけど、これはその逆。牛丼とかの食べ応えに近いものになっていると思う。肉の全体に味が染みてて、身がほぐれていることで嚙みやすさもあるのでどんぶりを箸でかきこむような食べ方もできちゃう。これが米と合うんだ…!

どちらかと言うとしぐれ煮に近いのかもしれないけど、そこまで塩っ辛くなく食材も鶏肉であるため幾分かはヘルシーなはずだ。また、煮込みすぎて見えなくなっているけどブロッコリーも内蔵しているので、栄養素的にもヘルシーなのではないでしょうか。

味としてはほぼブロッコリーを感じることはなく、しょうゆとみりんの甘辛っぽさと鶏肉の美味しさが合わさっていて日本人なら割りと好きな味付けになっていると思う。

 

また、シンプルがゆえに牛丼のようなアレンジも効く。マヨネーズはもちろん合うし、七味やキムチを合わせても美味しい。試してないけどチーズも絶対合うはずだ。個人的に、カレー牛丼は牛丼感が強くてあまりカレーを楽しめないと思っているんだけど、この鳥ほぐしならレトルトカレーに合わせてもそこまで主張が強くなく、具がないレトルトカレーに程よい具材感を演出してくれるので、そのバランス感覚もグッド。どんな姿にでも変化し適応していく様は、もはやお料理界のイーブイと言ってもいいのかもしれない。

 

さらに、こちらはごはんだけでなくうどんにも合う。

「なんか米じゃないな」という気分の時にはうどんを茹でてその上にこれを乗せるだけ。めんつゆとかもいらない。これをまぜそばの要領で全体に混ぜ合わせれば味が麺に絡みついてちゅるっと美味しくいただける。牛丼とうどんの組み合わせはさすがにあまり見たことがないと思う。この鳥ほぐしなら作るのが簡単だし、材料も安価なので何にでも気兼ねなく合わせることができるのもポイントの一つ。

 

マジでここ数週間、自宅でご飯を食べるときはほぼこれを食べているくらいには汎用性が高くて美味しい。時間がある時にまとめて作って小分けで冷凍、食べるときに解凍してごはんに乗っけてそのままかきこむ、というエンドレスループに入ってしまっている。厳密には栄養面で健康にいいかはわからないけど、一般的な牛丼とか揚げ物とかお惣菜よりかはいいんじゃないかなと思ってる。なのにそれらと同じくらい米が進むんだからお得だ。

 

いま、どんぶり料理で一番ポピュラーなものと言えばやはり牛丼だと思うけど、それに次ぐ新たなスタンダードになるくらいにはポテンシャルを秘めてると思う。

時間がある人は一度試しにご賞味あれ。

 

おわり

あえて屋外でリングフィットアドベンチャーをして感じたこと

変化が…欲しい…

発売から約3年が経過しているリングフィットアドベンチャー。筆者は約2年前に購入し、いまだに習慣的にやっている。けど、いくら習慣化できていてもさすがに変化がなさすぎる!

と言うことで屋外でリングフィットをやってみることにしました。

いまは屋内でも楽しく運動ができる

「運動は外でする」

そんな固定概念がある。しかし天下の任天堂Wiiの時代からそんな固定概念を覆してきた。Wiiの時代はWiiフィットから始まり、現在は任天堂Switchでリングフィットアドベンチャーがある。任天堂のゲーム革命により、家の中でも手軽に楽しく有酸素運動なり無酸素運動なりができるようになった。

「ゲームばっかりしてないで外で体動かしてきなさい!」と親に言われた人も多いだろうけど、もはや家の中でゲームで体を動かす時代になったのである。任天堂の徹底した“遊びへのアプローチ”は、さすがはおもちゃメーカーと言わざるを得ない。

 

リングフィットアドベンチャーは発売から約3年経っているけど、知っている人も多いと思う。新垣結衣さんが輪っかを持って足踏みしていたりしたCMはけっこう認知度が高いはず。

しかしながら発売当初こそYouTuberや周りの友達などがこぞってプレイしていたものの、3年経った今ではプレイしている人はあまり見かけないし聞くことも少なくなったように感じる。やったことや見たことがある人は分かると思うけどゲームとは言え、なかなかにハードな運動のため続かないということかなと思われる。

かく言う筆者は約2年前に購入し、ストーリーを3周した後もいまだに続けているリングフィットアドベンチャーラバーである。

miunderbar.hatenablog.com

一般的社会人のため、日頃の運動不足をリングフィットアドベンチャーで補っている(ただし食生活がカスなため体重はプラマイゼロ)。家の中で出来るがゆえにパンツ一丁で運動できて洗い物が少なくなる点やジムや屋外ランニングのように「外に出る」という一つのハードルがない点が、ズボラな自分にとってまさにぴったりフィットしているため継続が出来ているんだと思う。

 

 

 

問題はマンネリ化をどう乗り越えるか

しかし、2年くらい屋内リングフィットアドベンチャー生活を続けているとさすがに変化がなくてマンネリ化しているのも事実。リングフィットアドベンチャー自体のストーリーもすべてクリアしてしまった後だと余計にそう感じてしまっている。いまも続けられているのは約2年で培った習慣と惰性だけだと思う。

 

ストーリーはすべてクリアしてしまっているので、最近はカスタムというモードで体を動かしている。ストーリーモードは、各ステージを走り回りつつフィットネスで敵を倒していく感じなので毎回景色に変化があるし、一応各ワールドごとで話が進んでいくので物語も楽しめる。これに対しカスタムモードは、単に自分の好きなようにフィットネスメニューを組んでただそれをこなしていくだけである。端から見たら輪っかを持ってテレビを見ながらただシンプルに自重筋トレをしているだけということになる。

これではマンネリするのも無理はないなと自分でも思う。

 

ズボラな人にもぴったり!非の打ち所がない!と思われたリングフィットアドベンチャーですが、ここまでやりこんでくるとさすがに変化がなさすぎるという問題があることがわかってきました。

 

これは自分にとっては由々しき問題。なんせズボラな自分にとって、普段の生活の中での運動量確保はリングフィットアドベンチャーでしか出来ないから。リングフィットアドベンチャーをやらなくなってしまってもおそらく食事制限やお酒を控えることはせず、ただただ脂肪を溜め生活習慣病まっしぐらなおじさんになってしまうに違いない。

 

そう、これは僕とリングフィットアドベンチャーとの倦怠期。倦怠期には変化をつけるのが定石と昔から決まっている。

 

 

 

屋外でリングフィットアドベンチャーをやってみた

「いつも屋内でやっている」「景色に変化がない」

この2点がマンネリ化の主な原因だと思われます。なにをしたらマンネリ打破できるか、答えはシンプルにその逆をやってみることだと思います。要は「屋外で景色を楽しみながらやってみる」。

 

リングフィットアドベンチャーのストーリーモードでは、各ステージ基本的に森や川など自然の中を走り回っている。現実の屋外でやるに当たってはまずそれに沿った形で、川沿いでリングフィットアドベンチャーをやってみることにした。

 

愛知県では割りと有名な川の一つ、庄内川

庄内川

庄内川

昔、東海豪雨という記録的な降水でとんでもない水害があったらしい、というのは愛知県民なら聞いたことがあると思う。

川幅がけっこうあるにも関わらず先ほどの赤いライン(約2.5~3mくらい?)まで水位が上がったというのを見て、ちょっとたじろいだ。けど、平時にはかなり穏やかで家族連れやランナーの人もけっこういた。

駐車場横でBBQっぽいこともしていた

 

なかなかに居心地の良い川沿いである。そんな庄内川の川沿いで散策しがてらリングフィットアドベンチャーをやってみる。

 

まずはここ。夕日が全面に見えるひらけたところ。散歩道は舗装されているし、周辺の草もしっかり刈ってあって歩いていて気持ちいい散歩ロードだ。まさに暮れなずむ町の光と影の中といった佇まい。16時前後だったけどまだちらほら散歩している人や走っている人がいた。そんな人たちを横目に、奥に見える木々の周辺でやってみる。

 

スクワット

う~ん、屋外での運動は気持ちいいですね。特に木々の横でやると、葉っぱが風で揺れる音なんかも感じられてリラックスするようなしないような。あと、いつも家の床に立ってやっているけど、それに比べて地面がふっかりしていて膝とかへの影響が少なそうに感じた。

とは言え普段は狭めの1Kでこれをやっているため、この開放感のギャップに少し体がびっくりしちゃっている。「景色を変えてやってみる」というのはちょっぴり刺激が強かったのかもしれない。

 

スクワットを1セットやったら気を取り直して別の場所へ移動。次はここ。屋外の自然と言えども、文明を感じられる場所はある。びっくりしてしまった体を落ち着かせるためにも“これ”の前でスクワット2セット目をやってみよう。

新幹線!

新幹線は人類が作った文明の中でもかなりハイレベルな文明だ。ほんの数時間で名古屋から東京まで行けてしまうなんて江戸時代の人からしたら逆に笑えちゃうに違いない。筆者は現代っ子であるため「屋外の自然」に対して若干のアウェー感を覚えていたけど、そんなハイレベル文明の前でやれば幾分かは普段の落ち着きを取り戻せたような気がする。

 

しかしそんな筆者を横目に、老夫婦がいぶかし気な顔でこちらを見ながら散歩ロードを通り過ぎていった。「た、多様性の時代ですから…」と心の中で思った。散歩道で散歩する人もいれば、その傍らでリングフィットアドベンチャーをする人がいたっていいはずだ。「外で運動している」という点において言えば、むしろ何ら変わらない行為をしているとも取れる。

とは言え、筆者とリングフィットアドベンチャーとの関係性が社会の目に触れているようで少し気恥ずかしかった。

 

最後に、せっかく川に来ているので川沿いへ移動。魚もいるようで、釣り人もここら辺で釣りを楽しんでいた。

奥には名古屋駅の高層タワーもちら見え

川と言う自然と名古屋の現代建造物との融合。田舎であり都会でもある、世界が交じり合っているこの場所で、本来屋内でやる運動を屋外でやる。なんか背徳的なものすら感じつつもヨガのポーズを実施。

川のせせらぎ、自動車の走行音、遠くに見える現代建造物や近くに見える川辺。その中でヨガのポーズをとっている自分。なんとも倒錯的だ。こんなに対比が効いている中でヨガなんかやっていたら何かしらの儀式に通づるものがありそうである。偶然雨乞いの儀式に似ていて雨の日が続いたらどうしよう。

 

そんな心配をよそに時間はゆっくり流れ、夕日ももう沈みかけの時間になっていた。

サンセットリバーサイド

帰路はほどよい疲れと秋の夕暮れの物悲しさを感じつつ、屋外での運動の気持ちよさを改めてかみしめて帰った。なんて爽やかな休日だろうか…!

 

 

終わりに

屋外でやるリングフィットアドベンチャーは思っていたよりも刺激的だった。いつもと違う景色というだけではなく、常に変化する環境や周りの音、においまでもがスパイスとなって襲い掛かってきていた。

普段は画面とのにらめっこで、どちらかと言うと動かしている筋肉に意識がいったり「あと何回やればいい!?」というような意識が先行していたけど、屋外でのリングフィットはそんな意識がまるでなかった。「外での運動気持ちいいいな~」とか「おっ、魚が跳ねてるわ」とか「けっこう車通るな~」とか、どちらかと言うと外の世界に意識が自然と向いてしまうので、フィットネス自体のキツさがあまり感じられなかったのはすごいメリットだなと感じました。

 

あと、普通に今回行った川沿い自体がめっちゃ雰囲気よかったのも、外での運動の気持ちよさにブーストを掛けていた気がする。

川辺にあった蝶の説明文がカッスカスになっていたのもおもしろかった。

 

屋外・屋内での運動はそれぞれ一長一短。どちらかが特別優れているというわけではないけど、マンネリしてたらもう片方を試してみるのは良い刺激になると感じた。

 

今回の試みで、筆者としてはリングフィットアドベンチャーの倦怠期はある程度脱出できたかな?と思っている。それに、屋外での運動っていいなと再認識することができた。今度はこの川辺を普通に散歩してみようかな。

近くに寄られた方もぜひ。

www.city.kiyosu.aichi.jp

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★★

実用性:★★★★

費用の掛からなさ:★★★★★

おすすめ度:★★★★

 

おわり

ブログのスランプにやるべきこと ~筆が走らないなら走らせる~

ブログのスランプってどう抜け出せばいいの~?

ほとんどのブロガーが通る道、スランプ。記事を書こうにもなかなか筆が走らないですよね。対処法を調べても、難しいことが書かれていたりとりあえず書けみたいなことばかりが書かれています。しかし、書かれていることは分かるけどそれが出来ない!そんなときどうすればいいのか…

今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」

誰にでもブログのスランプはある

う~ん…

 

カチャカチャ…

はあ~、「なんか最近ブログのやる気が出ないなぁ。」

ブログを続けている人なら必ず一度はあるであろうスランプの時期。みなさんはどのように乗り越えていますか?

ネット検索すると、「スランプは絶対に来る」「脱出する方法○選」「なぜスランプになるか」などの同じような記事が出てくるので、みんな相当悩まされているんだなとわかります。

 

たくさん記事がある中でやはりスランプへの対処法みたいな記事が多く、それらをまとめると「とにかく書く」「淡々と書く」「他を気にせず書く」みたいなことが多く書かれていました。

言いたいことは分かる!けど、そうは言ってもなかなか筆が走らないのが現実だよね…。

 

……

………

 

まぁ、そういうことなら、走らせてみるか 筆。

 

 

 

筆を走らせる(物理)

まずは走らせたい筆を用意します。

これは以前の記事で作ったでっけー筆。これを走らせれば景気も良さそう。

miunderbar.hatenablog.com

 

あとは適当に揃えた部材で軸と車輪を作ります。

 

仕上げにマジックテープで引っ付ければ着脱式の車輪になり、ある時は毛筆として、ある時は筆を走らせる用として、使い分けることも出来るようになりました。

う~ん…

これ、大丈夫ですか?大丈夫ですよね?筆、走りますよね?正直筆者としては不安ですけど?

タイヤの部分は樹脂粘土のため丸くするのに手の感覚のみで成型したけどちゃんと回るんでしょうか。あと竹串との接着面も樹脂粘土の粘着力のみに頼っているけどちゃんと保持してくれるんでしょうか。

最近、本当の意味での筆が走っていないので急ごしらえでこれをやっていますが、方向性は合っていますか?これで本当に筆が走るのか不安になってきました、両方の意味で。

 

 

 

いろんな場所で筆が走る

はいじゃあ早速筆を走らせたいと思います。これでこの記事自体の筆も走ってれば言うことないんですけどね、なんつって。ちなみにここまでの文章で約800字のため全然筆は走っていない。(一般的にブログ記事は2000~3000字が良いとされている。)

 

え~い!やる前からうじうじ考える暇があったらまずは手を動かそう!

いっけー!筆よ!走れー!!!

家の中を「筆が走る」

 

うおぉ!この勢いを殺すな!

いけいけいけー!!!

木々の中を「筆が走る」

 

この自然を駆け抜けろー!!

水辺を「筆が走る」

 

ふぅ、思っていた以上には筆が走りました。

まぁただ、なんとなく自然の中で筆を走らせたいなーと思ったので森林公園的な場所にとりあえず向かったのはよかったんですが、公園内はファミリーにあふれかえっててこの動画を撮るのに苦労しました。この撮影スポットを見つけるのに1時間くらい公園内を練り歩いたかも。(あとぶっちゃけこの公園に向かうのもかなりためらって、予定では午前中に行くはずだったのに、結局着いたのは15時半ごろだった。)

だって「自作のでかい筆に車輪を付けて公園内で走らせる」なんて字面だけでも変なのに、実際に見かけたら意味わかんないしファミリーを恐怖させちゃう可能性すらありますからね。あと、単純に羞恥心もひどい。こんな変なことをするわりには人並みに人の目を気にしちゃう性格、どうにかしたいです。

 

 

 

 

おわりに

そんな感じで筆を走らせましたが最終的には車輪の接着が保ちませんでした。

供養

でも、よくがんばった…!筆は走ってないけど(記事)、筆がちゃんと走ってくれた(物理)…!

 

撮影自体になかなか気が乗らない今回の試みでしたが、絵面的にはけっこうおもしろい動画が撮れたなと満足しております。公園内は犬を走らせている人も多くいましたが、その傍らで筆を走らせている人もいたと思うとその対比にちょっとウケますね。

 

この記事もこの終盤にきて相変わらずブログのやる気とかモチベーションが上を向かないし筆も走らなかったのですが、やはり冒頭にあったように「とりあえず書く」っていうのは有効なんだろうなとは感じています。こんな内容の記事でも、やっぱり最後には「書ききったぞ」という達成感がありますからね。

とは言え、筆者として付け加えるならば「とりあえず書く」の前に「とりあえず動く」というのも大事だと思います。今回、「筆が走ってないから走らせる」という単純な思い付きでやることになりましたが、公園に行く前はホントに「家から出たくね~!」と思ってました。でもそこをなんとか動くことでこの記事が完成したのです。動いてしまったら記事を書かないと損、という心理が働くのでやはり「とりあえず動く」というのも有効な気がします。

 

はい、そんなこんなで書いていると一応2000字は越えました。ということで最後に言わせていただきます。

「筆が走らないなら走らせる」!!!

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★

実用性:★

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★

 

おわり

炭酸抜きコーラの疑惑を晴らしてみせる

なんであのとき炭酸を抜いたんだろう?

ネットで有名なあのシーン、あの情報は本当なのでしょうか。疑似的に格闘の試合をして検証し、その真偽を確かめてみました。

ネットで有名なあのシーンの疑惑

範馬刃牙という名をご存知でしょうか?

言わずと知れた格闘漫画の金字塔「バキ」シリーズの主人公の名前です。

漫画を読んだことがない人でも、「バキ」という漫画の存在を知っている人は多いのではないかと思います。なぜならネット上にコラ画像がめちゃくちゃいっぱい貼られているから。

いくらでも有名なコラ画像がネット上を跋扈しているわけですが、一番有名な元画像はこれではないでしょうか。

漫画「グラップラー刃牙」より

バキシリーズの始まりとなる「グラップラー刃牙」第1巻 第1話。主人公刃牙の鮮烈デビューを飾る回ですが、あまりにも「本当かよ?」という情報の1ページであり、取り巻きたちのセリフとか表情も間が抜けていて、ネット住民により様々なコラ画像が作られています。

 

それもそのはず。「炭酸抜きコーラはエネルギー効率が高い」なんて今まで聞いたことがないからです。しかしそうでありながらも「なんとなくそんな気はする」という気にもなってしまう不思議な魅力がありますよね。

 

そんな刃牙ワールド全開な眉唾物の話ですが、やはり気になるのはその情報の真偽がどうかという点です。結果として漫画の話の中では、この後対戦する末堂というキャラに刃牙が完勝します。

漫画「グラップラー刃牙」より
こんな超恵体に身長170㎝に満たないバキが勝つ

もともと刃牙のポテンシャルがあった、という見方もできますがその勝利には少なからずも「炭酸抜きコーラ」の効力が寄与しているはず。

果たして本当に「炭酸抜きコーラ」はその効果があるのでしょうか?

 

 

 

VRゲームで検証してみよう

ということで、一般人でも炭酸抜きコーラの効果があるのかを確認していきたいと思います。検証方法はシンプルに「末堂に勝てるかどうか」。

「え?どうやって末堂と戦うの?」とお思いでしょう。ご安心ください。近頃はVRというテクノロジーがあるのです。一般人だとそもそも闘うと言う行為自体なかなかないものですが、格闘系のVRゲームであれば末堂っぽいやつとも闘うことができるのです。

要するに「格闘系のVRゲームにおいて末堂っぽい奴に勝てれば、炭酸抜きコーラの効果あり」ということで検証していきます。

使用するVRゲームはこちら。


www.youtube.com

 

正直、勝敗に関して炭酸抜きコーラの効果に期待はあまりしてないんですが、対戦後の疲れ度合いなんかはかなり変わってくるのでは?とは考えています。やはりコーラって糖分多いイメージありますし、それ故に冒頭の画像の情報になんとなく納得感を持たせているのだと思うからです。

そこら辺も含めて試していきたいと思います。

 

 

 

空腹状態で対戦

比較検証するためにもまずは空腹状態でスパーリングをしてみましょう。疲れ切って空腹な仕事終わりの一般男性を用意しました。

 

このゲーム、主にはCPと戦うゲームなのですが、実は筆者は難易度イージーで一通りの相手キャラとは戦っています。難易度イージーと言っても侮れないほどかなり疲れるゲームです。それこそ最後の方はふらふらで汗ダラダラかきますし、相手をノックアウトさせるのも一苦労します。イージーでも全然手加減してくれません。

 

しかし今回は検証と言うこともあり、初めてのノーマルモードに挑戦していきます。まずは空腹の状態でのスパーリングでどんな試合ができるのでしょうか。ちなみに最初のスパーリングなので愚地独歩っぽい選手(スキンヘッド)と戦います。

 

それでは…はじめぃ!!!

ラウンド1

まだ挑発できるくらいの余裕はある感じだけど息は上がっている

 

 

 

ラウンド2

既に足にキている

 

 

 

ラウンド3

かなりパンチが消極的になってきたけど…

そこまで!!!

 

 

 

なんとか…勝ちました。

満身創痍

プレイすると冗談抜きでこんな感じになります。(ちなみに1ラウンド3分なので約9分くらい動いていたことになる。)

なんとか勝ったものの常にギリギリの戦いで、まったく余裕がありませんでした。また、戦いの途中でエネルギーを使い果たしてしまったので、後半からはステップも少なめであまりパンチも繰り出せませんでした。

 

 

 

炭酸抜きコーラを試してみた

別日…

この日も空腹状態から始めたいと思います。冒頭の画像のメガネさんによると炭酸抜きコーラはエネルギー効率が良いので、空腹で飲んだらたちまちエネルギッシュになって末堂っぽい選手も倒せるのではないでしょうか。

では早速炭酸を抜いて、

炭酸抜くと容量半分くらいになるんですね

グイっと。

刃牙の再現

 

エネルギー補給はできたので末堂と対戦していきましょう。先ほどとは違い、正式なリングで観客が見守る中での対戦です。これもより原作に近い形と言えます。

それでは…

レフェリー「正面にッ 礼!」「おたがいに—礼!」「構えて!」「始……め…」

ラウンド1

いい調子でパンチが撃ち込めています

 

 

ラウンド2

相手の末堂(っぽい奴)もなかなか攻めっ気がありますね。
こちらも負けじとカウンターを決めていく。

 

 

 

ラウンド3

最後のラッシュ!

 

レフェリー「いっぽオオオん」…とはいきませんでしたが、なんとか判定勝ちしました。このVRの末堂はタフだったようです。

そして僕はタフじゃなかったようです。

炭酸抜きコーラ…敗れたり。

 

 

 

検証結果と炭酸抜きコーラに関する考察

疑惑の炭酸抜きコーラでしたが今回ではっきりしました。

効果なしです。ある意味、疑惑は晴れたとも言えます。

勝利はしたものの、疲れ度合いは普段と変わりませんでした。むしろ直前に飲んだためか若干の気持ち悪さも感じました。あと正直あまりおいしくなかったです。

やはり炭酸抜きコーラがすごいのではなくて、刃牙本人の戦闘能力や消化能力が常軌を逸しているのだと考えられます。

まぁでも強いて利点を言うのであれば、飲んだ後の満腹感はあったという点。仕事終わりでご飯も食べずに炭酸抜きコーラを飲んで対戦したわけですが、その後もお腹はあまり空きませんでした。そういう意味ではエネルギー効率はいいのでしょうか。初期の仙豆のような効果は持っていると思います。ただし炭酸を抜く意味はおそらくまったくないどころか、容量が半分くらいになってしまうので普通にもったいないです。美味しく飲んで楽しく闘った方がトータルで勝っていると思う。

 

なぜ漫画では炭酸を抜いていたのでしょうか?考えてみると、「炭酸を抜く=不純物を取り除く」的なイメージがあるからではないかと考えられます。昔だと炭酸飲料は骨を溶かすとか、そんなイメージもありましたし、炭酸を抜くことでより純粋な糖分を摂取しているというイメージにもつながるからだと思います。でも炭酸の体への影響をネットで調べてみると、疲労物質を取り除く効果や粘膜の働きを活発にする効果もあるそうです。もしそれが本当だと、刃牙は本当に無駄なことをしていたということになってしまうけど…いやいやそんなわけ…。

 

あの場面で刃牙がなぜ炭酸抜きコーラを飲んだか考察してみます。まず上記利点から、コーラがエネルギー摂取に適している、というのは間違いありません。また当然ですが、エネルギー摂取に関して固形物を食べるより飲料である方が消化には適しています。次にあの場面の状況として、刃牙は末堂戦の直前、メガネさんが言っているのは「レース直前に愛飲するマラソンランナーがいる」ということ。どちらも「直前」というのがキーワードです。

そこから導き出されるのは…『炭酸によるゲップが試合に影響を及ぼす危険性がある』『直前なのでエネルギー摂取している時間が少ない』と言うことではないでしょうか。試合は一時の差で勝敗が決するためゲップをしている余裕はありませんし、炭酸を抜くことで飲みやすさを向上させ時短になっています。そういう意味ではメガネさんの言う「効率がきわめて高い」という言葉にも納得です。

つまりなぜ試合直前に炭酸抜きコーラが飲まれているかと言うと、『コーラは糖分が高く、飲料であるためエネルギー摂取の効率が高い。加えて、炭酸を抜くことで飲みやすくする効果と試合中のゲップを抑える効果がある。』ということだと考えます。Q.E.D. だけどこの理由なら砂糖水の方が適しているような気がします。

 

まぁ炭酸抜きコーラの検証自体はこんな結果となったのでおすすめできませんが、検証に使ったVRゲームはリアリティがあって運動量もあるのでダイエットやVRを楽しみたいと言う人にはかなりおすすめ。VR酔いもなく、値段も手ごろ(約1000円)です。

「もうこんなに闘いたい」と思っている人は検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

そして…

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暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★★

実用性:★★

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★

 

おわり

マリオパーティのミニゲームは現実でも上手く再現できるのか?

マリオパーティミニゲームって中には現実でも再現できるものがあるんじゃないか?

だとすると、現実でやったらさらにパーティ感が強くなってもっと楽しいはず!やってみよう!

 

マリオパーティ楽しいな

あはは…あはは…

マリオパーティ楽しいな~

一人でやっても楽しいマリオパーティ。プレイしたことはありますでしょうか?

NINTENDO64の時代に初代マリオパーティが発売されてから約24年が経っており、現在の最新作「マリオパーティ スーパースターズ」では歴代作から厳選されたスゴロクやミニゲームがリメイクされて搭載されるに至っています。

 

この最新作、ミニゲームなどが歴代作からの厳選ということで特に20,30代の人にはけっこう刺さる内容だなぁと感じています。実際に10代の時に64やWiiでやっていたミニゲームなどがリメイクされていると、その当時に友達とやったときの思い出やその時の情景などが思い出されるのではないでしょうか。

かく言う筆者も64のマリオパーティは友達の家でけっこうやっていた口で、マリオパーティ4くらいまでは現役で楽しんでいた記憶があります。

 

 

 

料理系ミニゲームが好き

さてそんなマリオパーティですが、ミニゲームの中でも「特にこれが好き!」というものが人それぞれあるのではないかと思います。2対2のやつが好きとか落とし合いのやつが好きとか競争系が好きとかとか。

いろいろあると思いますが、筆者は料理系のミニゲームが好きでした。直近のマリオパーティをやっていて特に好きだなぁと感じたのはこの2つ。


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サイコロステーキはSwitchの「スーパーマリオパーティ」で初めてプレイしましたが、フライパンの質感のリアルさとかステーキの焼ける音なんかも含めて「美味しそう!」という感情が芽生えるとともにゲーム性(コントローラーを振って肉をひっくり返しながら全面焼く)もリアリティがあってなかなかに面白い。

また、ビッグピザの方はもともと「マリオパーティ3」のミニゲームですが、最新作の「マリオパーティスーパースターズ」でリメイクされたものです。懐かしさを感じつつも、そもそもピザ好きな筆者にとっては夢のような光景。こんなにピザが食べれると思うとうっとりしてしまいます。アメリカ人もびっくりなはずだ。

想像上のアメリカ人

 

それぞれ別の面白さがあるのですが、総合して料理系のミニゲームが好きな理由の一つとして身近であるという点があるかなと思います。料理というだけで親近感がありますし、なんなら同じような経験もできるのではないか?と思わせてくれますよね。

 

 

 

現実でミニゲームを上手く再現できるのか?

と言うことで、「料理系ゲームを現実世界でやってみる」という言わば逆輸入のような状態ですが、上の2つのミニゲームを現実でやったら上手く再現できるのでしょうか?検証したいと思います。

 

まずはステーキの方から。

こちらは分厚いステーキ肉が本来必要ですが、あそこまで分厚い肉は普通のスーパーに売ってませんし売ってたとしてもおそらく高すぎて買えません。なのでそれに近い分厚さをしているでっかいベーコンを使って再現していきます。

いつも行くスーパーに売ってるでかでかベーコン

これをトリミングしてサイコロステーキ風にしてみました。

本物のサイコロに近い

 

あとはフライパンで焼いていくだけ。さて、そこまでフライパンさばきに自信がない筆者ですがゲームのように上手く全面焼ききることが出来るのでしょうか。ゲームの方でシミュレーションはばっちりだけど…まずはステーキがフライパンから落ちないことを祈りつつ…START!

 

思ってた以上に出来た。

こんなにしっかり出来てしまうとは。やってみて思ったのはゲームの方の再現度がかなり高いなということ。フライパンを振る感覚とか肉が転がる感じとかはほぼ現実と同じなのではないかと感じました。まぁ本来、現実の方を参考にゲームを作っているはずだから当然と言えば当然なんだけども…。

ただし中身は

ぜんぜん生

あんな分厚さの肉の表面だけを焼いたところで中に火が通るわけがなかった。(このあと中もちゃんと焼いて食べました。)

 

サイコロステーキの方は成功を収めました。次はビッグピザをやってみたいと思います。でも若干無理があるような気がしますよね?だってあんなでかいピザ現実的ではないですから。筆者も悩んだ結果、以下のような結果となりました。

 

まずは普通のピザを用意(手作り)。

あとはアレをあーしてこうして…

 

 

 

はい。

はい、ちょっと無理がありました。まず現実的に人間よりデカいピザを用意できませんでした。苦肉の策ですが、編集の力に頼って自分を小さくすることでしか再現できなかったです。

まぁ自分的には意外とちゃんとそれっぽいGIF画像が作れたと思っているので、一応「再現できた」ということにしておきます。気分だけでもね。

 

 

 

おわりに

マリオパーティの料理系ミニゲームを2つ再現してみました。「料理系であれば現実でも再現できるのでは?」と思って挑戦してみたものの、やはりどこかに限界線がありますね。それだけマリオパーティミニゲームはクリエイティビティで独創的なんだと思います。

 

また、ミニゲームを企画・作成する時に、現実でも再現できるシンプルなゲームは比較的作りやすいのかなと思いますが、現実では再現できないようなゲームはどのように企画しているんでしょうね?

常人だと「でっかいピザをキャラに食べさせる」という発想はなかなか出てこないと思います。

 

しかしながら、そういった独創性とかがプレーヤーの心を掴んでいて、それ故に25年近くも愛され続けているゲームなのかなと感じました。さすがは任天堂です。少年期にマリオパーティで育った筆者は、おそらくこれからもマリオパーティをやり続けるだろう。そしておじいちゃんになった時、孫とかと一緒にミニゲームができたらどんなに幸せだろうか。その時にはこの記事を見せて「なぜマリオパーティは愛され続けているか?」を教えてあげよう。きっと面白がってくれるはずです。

そんな夢を見ているので、最終的に任天堂殿には「スーパーマリオパーティ30リミックス」みたいなタイトルくらいまで新作を出し続けていただきたいですね。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★⋆

実用性:★★

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★⋆

 

おわり

予定のない休日の「なにかしなきゃ」と「なにもしたくねぇ…」の葛藤

今週のお題「最近おもしろかった本」

 

『第2回 日記祭で配布する「はてなブログの日記本」掲載記事応募』という催しがあるようなので、たまには日記的なブログも書いてみる。

慣れない文体を書くのは文章を書くことの練習になるらしい。

 

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月曜の祝日、いつも通り予定のない休日だなと土曜日から思っていて、ぼんやりとブログでも書くかと金曜日の時点から思っていた。

土曜日は麻雀してその流れでお酒を飲みに行って…とこれまたいつも通りの過ごし方をしていたらなぜか酷く酔ってしまって早々に帰宅。

 

日曜日の朝はこれまで何度思ったかわからない「もう、しばらくはお酒を飲まない…」の誓いを立てつつ、二日酔いの頭でベッドの上をゴロゴロ。こういう時の時間の進み方は異常なほど早く、ご飯と排泄をしただけなのにいつの間にか19時になっていたりする。

「今日も無為な1日を過ごしてすみません…」と誰かに謝りつつも、本当になにもないまま1日が終わっていく。でも「実はこういう1日が本当の贅沢だよな」と思ってしまっている悪い自分も垣間見えていたりする。予定のない休日は「なにかしなきゃ」の自分と「なにもしたくねぇ…」の自分が常にしのぎを削っている。また、「こうやって歳を取っていくんだな」と達観してそれを見ている自分もいる。御託はいいから早く行動してくれ…!と思う。

 

そんな日曜を過ごして迎えた祝日の月曜日。

体はだるく、まだ二日酔いを引きずっているようだった。またずるずるとベッドの上から行動できないでいると友達からLINE通知。「今日2階ね」 ………瞬時に思い出した。土曜日に酔っているときに雀荘で麻雀をする約束をしていたんだった…。完全に記憶から抜け落ちていたため平謝り。とりあえず他の人を呼ぶということで許してもらえた。申し訳ない…。歳を取ってからお酒は容易に記憶を奪っていくから恐ろしい。今日も「もう、しばらくはお酒を飲まない…」の誓いを改めて立てた。たぶんすぐ破るけど

これによってまた予定のない休日に逆戻り。だけど今日は「なにかしなきゃ」の自分がちょっと主張を強めていた。昼ご飯を食べた後、まずは替えの電球を買わないといけないから家電量販店へ行こう!とその意気は良し。ついでに前から気になっていた本も買おう!と良い調子。ちなみに買った本は不動産ミステリー小説の「変な家」。

ある家の間取りにまつわる話をノンフィクション風の会話形式にまとめた小説で、YouTubeでは動画版があげられている(動画版は話が核心の途中までで終わる)。あなたはこの間取りの不可解な部分に気付けるでしょうか?


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読みやすいし面白いので一気に全部読んでしまい、気付いたら18時になっていた。

と、ここでやっと「さてと買ってきた電球を替えようかな」と動き出したはいいものの、替えの電球は差し込み部分の規格がまったくもって違っていて自分の確認不足には改めてため息が出てしまうと共に「なんで~?」と気の抜けた独り言も出てしまった。

…また今から家電量販店行かないとな、と考える19時です。

 

まぁとは言え、こんな1日でもなぜか「なにかやったな」という気にはなれたので、自分の気分とはなんとも都合のいいものだなぁと思った。でもそんな自分も嫌いではなかったりする。

 

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…と、人の日記ブログをマネしてそれらしき文体で書いてみたけど、普段と違いすぎてなんだかむずがゆくなる祝日の夜でした。

 

おわり

瀕死状態は復活アイテムで乗り切る【ゼルダの伝説編】

不測の事態が起きたとき、どのように乗り切るべきか?

緊急事態にどうするか

突然ですが筆者は瀕死の状態です。

ヤムチャァ

さて、あなたならこの時どうしますか?

救急車を呼んだり応急処置をするあなたはとても実践的で素敵。そのまま放っておくあなたはちょっと寂しいけどとても現実的でいい判断。自分で出来る限りの回復処置をしてあげると言うあなたは温かみがあって頼れる人だ。

 

けどね、僕は瀕死なんです。生ぬるい対応じゃ逝ってしまうのです。

死の淵に立たされているけどこうなったら自力であの類のアイテムを作るしかない…!

 

 

 

瀬戸際でアイテムを作成する

瀕死状態でなんとか材料を用意。

材料

間に合ってくれ。

 

 

 

まずは水風船を小さめに作る。

卓球の球と野球の球の中間ぐらいの大きさ

そしたらグルーガンで水風船の周りを包んでいく。確かお菓子作りのテクニックの一つで、グルーガンの代わりにチョコペンとかでやるやつである。

包むことが出来たら水風船の水を抜く。

水抜き

水を吐く小さな子供フグみたいでかわいいな、と思ったのもつかの間、僕には時間がないので手早く次の工程に移る。

水を抜いて風船を取った状態がこちら。

外骨格

白骨化したフグの死骸みたいでかっこいいな、とも思えますがこれで外枠は完成。意外とちゃんと球体の形を残せるものです。

 

手に持ちながらグルーガンを継ぎ足していくことで下の部分を補完。そして自立もできるようにしました。

自立

異星の謎の生物の卵のようにも見える。卵を自立させることで地面からの何かしらの脅威から逃れることができたために繁栄したのではないかと無意味な妄想を繰り広げてしまいますね。やばい頭が回らなくなってる。

 

気を取り直して最後の仕上げ。

羽根

透明な羽根を付けて、綿を周りに付ければ

もこもこ

ゼルダの伝説」より

ゼルダの伝説シリーズのアイテム「妖精」の出来上がり!

主人公の体力が尽きたとき、このアイテムを持っていれば自動的に復活してくれるという、FFで言えばフェニックスの尾ドラクエで言えば世界樹の葉みたいなアイテムである。(自動的に復活する、という点ではそれらより便利)

これがあれば…!

 

 

 

復活アイテム批評

ギリギリ間に合いました。

そしてなんとか空きビンに妖精を捕まえることが出来ました。

妖精×1

と、ここで体力と気力が尽きました。これまでか…

……

………

………

……

シュイーン

ふ~、なんとか生き延びれた…。危ないところでした。

現代社会で生きているといつ瀕死の状態になってもおかしくはありません。そんなとき頼りになるのは保険とかではなく蘇生アイテムなのです。保険はたまに「安心を買う」みたいに言われることがありますが、その安心度で言ったら蘇生アイテムの方がダンチです。なにせ蘇生ですから。もはや逆にチャレンジングなことも進んでやってしまうくらいには安心感が高いです。

また、自動的に発動するというのも助かりますね。うっかり一人で体力が尽きてしまったらフェニックスの尾とかは使えませんので。その点でもやはり所持するべきは「妖精」の方なのかなと思いました。

 

使う必要がない時もスノードーム的なオブジェとして見た目にも楽しいので持っていて損がありませんね。今後はリンクのように常に携帯して未知の危機に備えながら日々を過ごしていきたいと思います。

ちなみに妖精の作成時間は約2時間なので緊急事態になってから作っていたら手遅れです。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★⋆

楽しさ:★★★⋆

実用性:★

費用の掛からなさ:★★★⋆

おすすめ度:★★★

 

おわり

音楽フェスの服装はなんでもいい!?フェスっぽくない格好でりんご音楽祭2022に行ってきた

音楽フェスの服装って悩むよね…

なんとなく共通認識として「フェスファッション」みたいなものがあると思いますが、フェスに行くとき必ずああいった服装じゃないとダメなのでしょうか?

以前から疑問に思っていたので、自分が思う“逆の”ファッションで音楽フェスに臨んできました。

音楽フェスの正装とは?

音楽フェスって行ったことありますでしょうか?

読んで字のごとく音楽のフェスティバルなわけですが、行ったことがない人には楽しさが伝わりにくいかもしれませんね。

一言で言うと、

なわけなんですね。

 

聞いたことがあるアーティストや馴染みのある曲を聞くのが楽しいのはもちろんのこと、聞いたことがないアーティストなどを発掘する楽しさもあり、また音楽を聴きながら野外で飲むビールは格別なものがあるのです。

 

しかし!

そんな楽しいフェスティバルですが、一つ欠点があるのかなと昔から思っていました。それは、初心者にとってハードルが高く感じられてしまうこと。なーんかフェスって「音楽を知らない奴は下がってな!」というようなニュアンスを感じてしまうんですよね。

その一つの理由として、フェスには正装らしきものがある、という点が挙げられると思います。

例として挙げるとこんな感じ。

こんなイメージ(拙い絵ですみません)

暗黙の中でこういった服装が正装と言われているような気がします。

 

だけど果たして音楽を聴くのに本当に「正装」なんてものがあるのでしょうか?いや、ない。(反語法)

ということで、何度かフェスに行ったことがある筆者が思う“フェスっぽくない”服装でフェスを楽しんだらどうなるか試してきました。

 

 

 

りんご音楽祭に行ってきた

コロナもあり近頃は行けてませんでしたが先日久しぶりにフェスに行ってきました。長野県で行われた『りんご音楽祭』です。

りんご音楽祭オフィシャルサイト - (ringofes.info)

こちらのフェス、タクシー運転手に聞くところによると約15年も続いているとのことでけっこう歴史のあるフェスとなっております。出演アーティストはどちらかと言うとヒップホップ系が多く、正直言って僕自身としては知っているアーティストの方はいない状態での参加となりました。

 

一応行きの道中、YouTubeで予習を少ししたものの、こんな状態かつ場違い的な服装でも純粋に楽しめるのでしょうか…?

 

 

 

フェスっぽくない服装、フェスっぽい服装

ということで当日1日目。

ドチャクソに雨。

台風の影響により警報レベルの雨が降る中でのフェスとなりました。しかしそれでも音楽は止まない、ということで足元の悪いなかみんなカッパを着て各ステージを楽しんでいました。

しかし、みんなカッパを着ているとはいえその下からはフェスTやバンドTなどをのぞかせている人がチラホラ…。また、帽子をかぶっている人も多く、その帽子も例の形状の帽子がほとんどでした。

 

当日はそんな状況だったわけですが、僕は事前に考えていた“フェスっぽくない服装”で参加。

さて突然ですが、“フェスっぽくない服装”と言われてどんな服装を思い浮かべますか?長そで長ズボンやオタクっぽい服装など、候補はいくつかあると思いますが、僕が思う“フェスっぽくなさ”は“縛られた状態である”ということだと考えています。音楽、野外、フェスティバル…これらはまさに縛られていない状態、つまり「自由」という概念に近いものだと思うからです。

その「自由」から遠いもの…、イメージされるのは会社員、ひいてはスーツなのではないかと思うのです。

 

ということで、「スーツ風」のセットアップでフェスに行ってきました。

この写真のためにカッパを脱いだら足元がびしょびしょになった

一緒に行った友達からは「ちょっとおもしろい」とか「スタッフ関係者にいそう笑」などとの評価をいただきました。

確かにそう言われて自分でもこの写真を見てみると想像以上に関係者っぽさが出ていたので、以降は勝手に関係者の気分に浸らせてもらいました。(主には後方で腕を組みながら音楽を聞き「その音いいねぇ」などと心の中で独り言を言う。)

 

しかしながらカッパを着ていたのもあるとは思いますが、スーツ風の服装を着ていても特に自分の中での違和感みたいな感情はなく、また他の人からジロジロ見られるというようなことも感じませんでした。それこそこの写真を撮るまではスーツ風ファッションであることも自分の意識にないようなレベルでした。

音楽の前では服装なんて関係ないんですね…!そして警報級の雨もアーティストにかかれば、「逆に雨のフェスいいよね」みたいな感じで盛り上げてくれるのでなんとか熱を持ったままフェスを楽しむことが出来たのでした。

 

 

 

とは言え、雨のなか野外で活動するのはさすがに体力的にクるものがありました。2日目は晴れることを祈りながら早めに就寝。

………

…………

 

 

 

 

 

 

2日目。

雨が降ってないって最高!!

反動もあって、2日目は逆にフェスファッションに迎合しました。

ビールも買ってご満悦

まだ地面がかなりぬかるんでいましたが、フェスファッションは動きやすいし多少汚れても気にならないので理には適っているなぁと実感しました。

 

 

 

終わりに

いままで何度かフェス自体には行ったことがあったものの、正直めちゃくちゃ好きなアーティストがいたというわけではありませんでした。強いて言うと友達に誘われたから行く、というくらいの動機だったので、毎回現地ではなんとなくアウェー感を勝手に感じていました。

さらに今回に関しては、もともとヒップホップ系を聞かないことに加えアーティストを一人も知らない状態だったので、なおさらアウェーだと感じていました。

 

そんな状態かつ場違い的な服装で臨んだ今回のフェスでしたが、行ってみるとなんのことはなく、今までは自分が自分の固定概念にとらわれていただけなんだと気付かされました。みんな音楽やフェスを楽しみにしてきているので、そもそも他人の服装なぞ誰も気にしないのです。

そんな気付きを得たので、囚われの象徴だったスーツが逆にその意識から解き放たれていたような気がします。

 

初めてフェスに行く人はおそらく「フェス 服装」でインターネット検索して、無難そうなファッションを買いそろえて…といろいろ準備をするだろうと思います。でも安心してほしい。そんなことをしなくても音楽は色褪せない。全然手持ちの服で行っても構わない。気負うことはない。

フェスは、どんな服装で行ってもいいんです。

 

 

 

 

 

 

まぁ手持ちでそれっぽい服があるならその方がいいけどね。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★★⋆

楽しさ:★★★★⋆

実用性:★★★

費用の掛からなさ:★★

おすすめ度:★★★★

 

おわり

自作のクラフトジンを飲んで想いを馳せる

自作したクラフトジンは果たして美味しく仕上がっているかな?飲んだら何を感じるかな?

自作のクラフトジン

「自作のクラフトジンあるけど、飲む?」—————

なんともカッコいいセリフの様に聞こえないでしょうか。

このセリフ、一見バーテンダーやメーカーの人にしか言えないセリフのように見えますが、実は誰でも実現することができます。

 

敷居の高そうに感じてしまうクラフトジンですが、ネットで買いそろえられる物だけで個人でも簡単に作ることが出来るのです。そんなの作らない手はありますか?ないですよね??

miunderbar.hatenablog.com

と言うことで、先日バーの人に協力してもらって作った自作のクラフトジンを飲んできました。しいたけベースのやつはイノシン酸の影響により絶対おいしくなっているはずだ…!

それぞれレビューしていきたいと思います。

 

 

 

1週間後に飲んで味を確かめてみたレビュー

一緒に作った友達の分も合わせて飲んでみました。

それぞれのクラフトジンの内容と感想は下記。

左から、爽やかフルーツ系と出汁特化系

【爽やかフルーツ系】

結果的に一番美味しかったやつ。フルーティーな香りと紅茶の香りがマッチしていた。レモンが強いかと思いきやリンゴの香りの方が強く、それもまた紅茶との相性が良かった。印象としては高級ないい香りのする紅茶の、アルコールバージョンを想像してもらえれば近いかと思います。午後のティータイム(ハッピーアワー)にぜひ飲みたい一品でもあった。

【出汁特化系】

とうがらしが辛すぎた!一口目はびっくりして思わず体をのけ反ってしまった。味としてはうっすーい昆布の出汁が溶け出た酒といった感じで、他の材料との調和は感じられなかった。全体的には、枯れた人の体臭みたいな印象になっていた。

 

左から、和系と香辛料系、りんご頼み系

【和系】

ほんのり紫蘇が感じられて、しいたけのエキスが奥からひっそりこちらを眺めているような印象。もっと近寄ってくれていいのに…。正直当初思っていたイノシン酸の影響はあまりなかったように思われる。アクセントとしてしょうがの味もある気がするけどアルコールに紛れているような気もする。

【香辛料系】

これもとうがらしが辛い。とは言え辛さを無視すると、花椒と胡椒がハーモニーを奏でていてピリリとした味わいになっていた。ライジン的なポジショニングは出来ていたように感じる。ちなみにこおろぎに関しては何も感じられることはなかった(強いて言えば見た目に異物混入感がある)。

【りんご頼み系】

まんまりんごとミントが足されているような味。りんごチップの影響力かピスタチオの影響力かはわからないけど、全体的にはまろやかな仕上がりになっていた。やはりりんごと酒の相性はいいようだ。

 

 

グラスに出してみるとこんなにも色が違っている。

まさに十人十色。それぞれ個性と言う名の色が出てますね。おおむね色の濃さで味の濃淡も分かれていた気がする。

まぁとは言え一旦味の話は置いといて、この見た目もクラフトジンの楽しみ方の一つだなぁと感じました。色が薄かったらキラキラしてるし、濃かったらギラギラしているしといった感じで(酔ってるだけかも)なんか全部キレイですよね。たまに料理を褒めるときの言葉として「宝石のよう」と言うことがありますが、僕の心の中の彦摩呂はまさにそのように言っていました。無意識にソムリエのようにグラスを回して匂いを嗅いでしまうのは仕方のないことなんだよね。

 

ちなみにマスターも別でクラフトジンを作っていたらしい。

左がコーヒー豆、右がほうじ茶の葉で作ったものらしい。飲ませていただいた。

コーヒー豆の方は既製品としてあってもおかしくないレベルで美味しい!たまに居酒屋などで焼酎のコーヒー割りを見かけるけどそれに似た味を出しつつも、しっかりとアルコールと調和していた。焼酎コーヒー割りはコーヒーとアルコールとの間に溝をどこかで感じてしまうけど、これはまったくもって一体となっていてコーヒー豆がアルコールを発しているようにすら感じられた。また、通常クラフトジンは4日以上寝かせる必要がありますが、コーヒー豆については1,2日で味がしっかり出るらしく、お手軽さもグッドだなと思いました。

ほうじ茶の方もだいたいはコーヒーと同じ感じで、高いレベルでの調和と美味しさだった。

 

 

 

まとめ

「クラフトジン、楽しい」

お酒にも酔っていたので語彙がロボット並みになってしまいました。でも、その楽しさに濁りなし。

作る段階での材料選びが楽しかったのはもちろんのこと、完成してみて初めて分かる色や飲んでみて初めて分かる美味しさ。まさしくこれはお酒ガチャとも言えるのではないかと思う。自分で作るけど中身がどうなるかわからないガチャ…、ゲームアプリであらかじめ用意されたガチャに課金するより、よほど刺激的で創造的ではないでしょうか。

まだ見ぬクラフトジンを求めていろんな食材等を試してみたくなるのは、さながら中世の錬金術師の気分です。いまなら、自分のおしっこを黄金に変えようとした錬金術師(ヘニッヒ・ブラント)の気持ちもわからなくはない。

 

と、そんなことを思いながら帰路に着く僕の口内には、しいたけや昆布などの旨味成分が嫌と言うほどまとわりついているのでした。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★★⋆

実用性:★★★★

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★★⋆

 

おわり