平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

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漫画「ゴールデンカムイ」の4つの魅力

ゴールデンカムイを読みました。

 

少しクセがある漫画ですが、

読み始めたら止まらない系ですね。

 

 

概要と魅力についてお伝えしたいです。

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ストーリー概要

 

時代は日露戦争終結後1905年ごろの話。

主人公は元陸軍兵の杉本

 

杉本は幼馴染の女性の眼病の治療費を得るため

北海道で砂金を採っていた際に、

アイヌの隠された金塊のことを知る。

 

そんな折にヒグマに襲われるが、

そこでアイヌの少女アシㇼパに助けられる。

 

 

 

時は5年前に戻る。

アシㇼパの父を含むアイヌを殺害し、

金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は

網走監獄に収監されていた。

 

のっぺら坊は仲間に金塊のありかを

伝えるため、同房の囚人に金塊の

ありかを示す入れ墨を彫り、脱獄させた。

 

 

金塊を得るためには、

その入れ墨をすべて集め暗号を解く必要

あるとわかった杉本は、

「治療費分の金塊を得ること」、

「残りの金塊をアイヌに返し

アシㇼパの父の仇を討つこと」を

条件に、アシㇼパと行動を共にすることになる。

 

 

【魅力1】続きが気になってしょうがない

 

 

導入部分で目的ははっきりしていますが

その行く末が気になってしょうがない!

 

なぜアイヌはそもそも金塊を隠したのか、

入れ墨の暗号とはどんな意味なのか

などなど。

 

また道中では、

同じく金塊を探す陸軍情報将校や

戦争で死んだとされていた土方歳三との

駆け引きなどもあり、飽きさせません。

 

そして、各勢力に都度加わる

登場人物たちも様々な思惑や

意思があり、誰がだれの味方なのか、

物語がどう進むのか気になってしょうがない!

 

 

【魅力2】アイヌの文化が知れる

 

アイヌ文化を丁寧に描いているとして

アイヌ民族博物館や北海道アイヌ協会

この漫画を評価しているとのこと。

 

 

正直、アイヌについて

知っていることってどれくらいありますか?

 

一般的日本人ってアイヌのこと

全然知らないと思います。

僕も全然知りませんでした。

 

日本がアイヌにしてきたことや

アイヌの文化・食・考え方などを

知るうえで、最適な漫画ではないでしょうか。

 

僕は俄然、

アイヌゆかりの地に行きたくなりました。

 

 

【魅力3】主人公の考え方

 

戦争、食糧難、自然との共生など

生きることすら厳しい時代。

 

漫画ではあるけど、当時の人たちも

同じような状況で生きていたんだと考えると

頭が上がりません。

 

 

しかし、主人公はそんな状況でも

冗談めかしく動物の脳を食べたり、

チタタプしたり(なめろうみたいな料理。

作中ではリスとかもチタタプしていた。)

アイヌの文化を拒否せず、受け入れています。

 

そして、どんな状況にあっても

死を選択しない生命力や精神力があり

見ていてくどさがありません。

 

 

いまの自分たちがどれだけ甘えた状況で

生きているかが分かるし、

食べ物への感謝、精神的な自立などを

再度しっかり意識しようと思わせられました。

 

 

【魅力4】インカラマッちゃんがかわいい

 

ミステリアスな女性。

細目かわいい。

 

ただただ谷垣が羨ましい。

 

 

 

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物語を楽しみながらアイヌのことも知れる

一石二鳥ですね。

 

ゴールデンカムイは、

2021/2時点で週刊ヤングジャンプで連載中。

単行本は現時点で全24巻。

 

気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。

 

おわり