先日は大蛇丸の気持ちがわかった
と書きましたが、
人間ってのは欲深いもので。
よく考えたら、
ナルトの影分身の術も
会得したいな
と思ったんですよね。
決して螺旋丸ではないです。
影分身の術です。
具体的にどう言うことかと言うと
影分身の術って
どんな術かと言うと、簡単に言えば
自分の分身（幻などの類ではなく実体）を
多数出現させる術です。
つまり複数の実体を持った分身で
敵をタコ殴りにしたり、
陽動をかけたりできる術です。
まぁこれだけなら戦闘用なので
日常では使えないんですが、
この術のヤバいところは、
術を解くと、分身が得た情報が
本体にフィードバックされる
というところです。
僕はこの能力が
めちゃめちゃ欲しい
わけです。
なんでかと言うと
もともと思ってはいたんですが、
人生って選択の毎日じゃね？と
最近読んだ本によるとですが
昔、中国に李商隠という人がいて
分かれ道で泣いていたらしいです。
その土地の人がなぜ泣いているか
聞いたところ、彼は
「前に道が2本ある。
進むためにはどちらかを
取らなければいけない。
どちらかを取るということは
どちらかを捨てるということ。
片方の道を歩けば、どちらかの
道を捨てるということです。
それが悲しくて泣いているのです。」
これ、人生そのものだと
思いませんか？
よく、「人生は選択の連続だ」
と言いますよね？
確かにその通りだと思います。
選択肢は目には見えないけど、
実際には自分の中でいろいろと
考えた結果、その選択をしてるはずです。
当たり前だと思えること、例えば極端ですが
生きるか死ぬかすらも毎日
自分で選択してるんですよね。
でも結局、人は一つの選択しか
できないわけです。
体が一つしかないので。
だけどこれって、
影分身の術があれば
解決しません⁉︎
つまり僕はこれが言いたいわけです。
現実的に考えると
むかーし、空想科学読本で
影分身の術のことが
書かれてあった気がします。
あまり詳しく覚えてないけど、
再現するにはかなり無理がある、
という結論だったはず。
まぁそうだわな。
じゃあ僕はどうすべきか。
現実的に考えると、
選択したことに対して
後悔しない。そして
選択しなかったことに対して
「たら」「れば」を使って
空想しない。
ということなんでしょうね。
まぁ読んだ本の受け売りですが、
「たら」「れば」が好きなら
魚屋でタラを買い、肉屋でレバーを買え
とのことです。
そんなことで後悔してるくらいなら、
選択しなかった方も
後でやればいいだけですしね。
そうは言ったところで、
「とは言っても」
と言う気持ちはよく分かります。
でも僕はそれもまた
人間らしくて良いと思うんですよね。
なんか泥臭いじゃないですか。
そうやって人は一歩ずつ
大人になっていくんでしょうね。
とは言え、先人の言葉を
参考にした方が絶対に良い
ことは明らかです。
これからは「影分身の術〜」
とか言わずに、
現実を見て行きたいと思います。
おわり
