紅葉などでその景観ばかりに目がいきがちですが、岩屋堂はそれだけじゃない!
元地元民がその魅力をお伝えします。
『岩屋堂公園』とは
岩屋堂公園とは、愛知県豊田市から瀬戸市にまたがる愛知高原国定公園の内の一つの景勝地で、中央に川が流れ春には桜、秋には紅葉が楽しめる自然公園です。岩屋堂公園自体は、藤井聡太君の出身地で有名な愛知県瀬戸市にあります。
岩屋堂公園ホームページ(愛知県瀬戸市の国定公園) (toweb.top)
公園内には祠があり、教科書でも習うあの有名なお坊さん 行基が訪れたこともあると言われています。岩屋堂という名前はその際建立されたお堂に由来するそうです。
アクセスは、東海環状自動車道のせと品野ICから車で約10分。駐車場は大きめ(約100台)ですが各シーズンでは駐車代が掛かります。
そんな岩屋堂公園ですが、紅葉の時期になると名古屋や県外からもたくさん人が来て、大混雑します。最近はどの程度か分かりませんが、一時期は4,5キロの渋滞が続いていたこともありました。(ちなみにその場合、県道22号線の抜け道から岩屋堂に向かった方がまだマシではある。)
確かに、紅葉の時のライトアップは素晴らしい。個人的には、愛知県では有名な紅葉スポットの香嵐渓(こうらんけい)よりも映えていると思っています。
しかし、岩屋堂の魅力は秋だけではない!
むしろ元地元民としては夏にこそその本領を発揮するものだと思っています。
今回はそんな岩屋堂の魅力をお伝えしたいと思います。
山・川・滝 自然のすべてが詰まってる!(楽しみ方、見所)
まずは先述したように、中央を流れる川が大きな魅力のひとつ。
夏になると、ある程度整備されている下流の方で家族連れを中心に川遊びをしているお子さんが目立ちます。
上流に行くにつれて整備は少なくなり、剥き出しの川そのものになっていきます。しかしもちろん、一部の危険な箇所を除いて基本的にはどこでも川遊びができます。
川の水温も冷たいですが、全体的に木々が生い茂っていて日陰になっているため、川で遊んでいるお子さんはもちろん、親御さんも涼しく過ごすことができます。
まさに自然の中のアクティビティ…
普通の公園ではなかなか味わえない体験となること間違いありません。幼少期や思春期にこういった自然の中で遊んでおくと、その後の人生でそれを振り返った時にその思い出がキラキラしたものになります。ぜひ、あわせて遊ぶ姿を動画に撮っておくことを推奨します。
さらに、公園内にはバーベキューサイトもあったりします。
注目すべきは利用料金。逆に心配になるくらい安い。
上の看板の写真は中腹くらいにありますが、そこからさらに上流に向かうと道路の舗装もなくなります。
ここを進んでいくとワイルドな道になり、さらに奥へ進むと、
滝があります。
これまた普通の公園では味わえない自然です。一番下流の場所からここまでは緩やかな上り坂ですが、歩いてだいたい15分ほどで到着できます。
滝をこんなに間近で見る体験は大人でもなかなかないはずです。散歩の感覚でも行けるので、このザ・自然を全身で味わい、そしてマイナスイオンをバシバシに感じましょう。
さて、最後は少しマニアックで地元民もなかなか行かないと思いますが、公園内には実は登山道があります。
冒頭に書いた祠の脇から登ることができる、標高約600mくらいの山です。
勾配が急で道も荒いため、体力に不安のある方やお子さんにとってはちょっと厳しいかも。
休憩なしでずんずん登ってしまえば頂上までは約15分くらいで登れてしまいます。
頂上からの景色は、晴れていれば名古屋駅まで見れるくらい広がっていて開放的です。田舎の山頂から名古屋を見下ろす感覚はどこかやましい気持ちになりますね。
まとめ
いかがでしょうか。我が故郷瀬戸市の名所の魅力をお伝えしました。
紅葉だけが注目されがち(もちろん紅葉も素晴らしいけど!)ですが、実は景観だけじゃなく、夏にこそ自然を感じられて全身で実体験ができる公園なんです。(公園という括りでいいのかは分かりませんが)
そう、瀬戸市は陶器の瀬戸物や将棋の藤井聡太君だけじゃないんです。
近くへ寄った方はぜひ岩屋堂公園を訪れてみてください。かけがえのない思い出になること間違いなしです!
(訪れた際はもちろん自然破壊につながる行為(ポイ捨てなど)には注意してほしいです。岩屋堂は本当に素晴らしい公園なのでずっとあのままで残っていてほしいのです。by元地元民)
暇つぶし評価
【最大評価★5つ】
時間つぶせる度:★★★★⋆
楽しさ:★★★★★
実用性:★★★★
費用の掛からなさ:★★★★
おすすめ度:★★★★★
おわり