平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

約1分で読める記事を中心に、やってみた/試してみた暇つぶしを系統別でご提案!

クラフトジンは誰でも作れる!?今までにない最高のジンを自分の力で作り出せ!

「実は誰でもクラフトジンを作れる」と言う情報を小耳にはさみました。

どうやって作るのか?材料選びはどうやるのか?そして、クラフトジン作りを通して何を感じるのか?

教わりながら実際にクラフトジンを作ってきました。

自分だけのクラフトジンを作りたい!

最近にわかに人気が出てきている「クラフトジン」。その単語を聞いたことがある人は多いと思いますが、「クラフトジンっていったい何?」と思っている人も多いはず。

調べてみると下記のようなお酒のことを指すようです。

ハーブやスパイスなどを用いて、作り手が様々なアレンジを加えた蒸留酒「ジン」のこと。

「ハーブやスパイス」と書いてありますが実際には果物の皮とか種とかも使われるようで、入れるものは正直なんでもいいみたい。それこそ個人や企業のセンス次第みたいです。

 

そしてこれは僕も先日初めて知ったのですが、実はクラフトジンは個人でも作ってしまえるらしいのです。また、旅館や居酒屋・バーでも届け出さえすれば定められた条件下で許可されているとのこと。(詳しくはこちら⇒【自家醸造】|国税庁 (nta.go.jp)

自分の感性にあった最高のクラフトジンを作ってみたい…!

そして、素人が作っても本当に美味しくなるのか確かめてみたくなりますよね。

 

そんな話を行きつけの立ち飲み屋で聞いた僕としてはもう居ても立っても居られなくなりました。この話をしてくれた方は名古屋でバーをやっている方で、そんな興味津々な僕を見て「じゃあうちの店でやる?」と言ってくれました。

優しい…!圧倒的優しさ…!こういう出会いがあるから立ち飲み屋はやめられない…!そのマスターのご厚意に甘え、二つ返事でクラフトジンを作ることになりました。

 

 

 

バーの人に協力してもらっていろいろ試してみた

お店は地下鉄新栄駅から徒歩約5分、『4サンカタンソ』

4サンカタンソ(@4sankatanso) • Instagram写真と動画

ブログをやってることを話したら記事ネタをいろいろと提供してくれた。
菩薩のような人である。

 

ちなみに店内はこんな感じのオシャレカジュアルバー。

この日はクラフトジンの材料たちがお出迎え

 

さっそく作り方を教えてもらった。

 

作り方

①煮沸消毒

まずは使用する容器の消毒。

マスターが事前に煮沸消毒した際、ブログのことを考えて写真を撮っておいてくれた。
仏のような人である。

 

②ジュニパーベリーを入れる

匂い消しとかで使われるらしいジュニパーベリー。ちょうど鼻の穴に入りそうなくらいのサイズ感です。匂いを嗅いでみるとほのかにジンの香りが漂います。

今回の容器に対してはジュニパーベリー8gほどが適量とのこと。

 

③好きな材料を入れる

それぞれ思い思いの材料を入れます。出来上がった時の想定や入れたあと容器から香るにおいなどをもとに想像を膨らませながら調整します。

僕は事前にマスターに材料をいくつかリクエストしていました。僕が想像するに、おそらくは入れる材料のエキス(≒出汁)が味に大きな影響を与えると思ったので、昆布・しいたけ・甲殻類の殻などをリクエスト。そこに和っぽい食材を加えればジャパニーズクラフトジンが出来上がるはず…!

完璧な計算だ…!

と、自分一人の世界に浸っていると、一緒に来ていた友達も自身が組み合わせたものに対して「これ完璧だわ」と言っていました。他のお客さんも同じ感じで、なぜかそれぞれが「自分の考えた組み合わせが最高」と思ってしまう魔力があり、その組み合わせを選んだ自分の感性や感覚に疑いの余地はないのでした。

 

④ベースのウォッカを入れる

最後にベースとなるウォッカを入れて蓋をして完成。

こおろぎ…!?

1人につき2,3個のクラフトジンを作りました。

パッと見、小さなアクアリウムみたいな見た目ですがその一つ一つに個々人の考え方や信条などが詰まっています。そう考えるとすべての作品が美しく見えてきますね。みんな違ってみんないい…ここに優劣などないのです。

ちなみに、飲めるようになるのは約4日後からとのこと。まっ、たぶん一番美味しいのは僕が作ったやつですけどね!

 

 

 

まとめ

初めてのクラフトジン作り。もちろん今回はマスターの協力あってこそでしたが、思っていたよりは簡単に作れることがわかりました。そして実際やってみると感じますが、材料を選ぶのは戦略性があって楽しい!

選んでる最中は、野生の勘だったりで「やっぱりこの材料辞めよう/入れよう」とか「この材料は少し減らそう/増やそう」みたいな感覚になって、結果出来上がるものに対しては謎に絶対的自信が出来てたりします(自分のペットを愛でるような感覚に近いかも。「うちの子が一番かわいい!」みたいな)。なぜこんなにも夢中になれるのか、その動機の根源がどこにあるかは不明なんですが、選んでる時はなぜか熱中してしまうんですよね。

 

味は飲んでからのお楽しみ、というのもわくわくする理由の一つなのかもしれません。さて、果たして4日後の味はどうなっているでしょうか。(その後飲んだ際の記事はこちら⇓)

miunderbar.hatenablog.com

 

お酒が好きな方は自宅で最高のクラフトジンを作ってみましょう!ちなみにジュニパーベリーは楽天Amazonでも買えるみたいです。

安い!

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★★

楽しさ:★★★★⋆

実用性:★★★★⋆

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★★★

 

おわり