平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

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【北海道旅行記①】洞爺湖温泉、花火そして交流

北海道旅行3泊4日

お盆休みに男友達と北海道旅行へ行ってきました。

旬の食材とかはあまりないものの、なにしろ本州が暑すぎるので主に避暑のための観光です。

 

行くからには北海道を堪能しようと、北海道中央周辺の有名な街へいろいろ行ってきました。今回の旅行では行く先々で現地の様々な方と交流できたので、会話内容なども含め旅行の体験記を日にちごとで記事を分けて書いていきます。(1泊目/3泊4日)

 

洞爺湖の夜

1日目、洞爺湖

洞爺湖湖畔から

洞爺湖と言えば漫画「銀魂」の主人公銀さんが持っている木刀の柄に書いてある地名、くらいしか知識量がありませんでしたが、なんとなく雄大そうだったのと翌日の観光先にわりと近かったので宿泊。

 

20時ごろに着き、ゲストハウスにチェックイン。すごく優しそうな女性のオーナー?さんが近所の人にもらった野菜を切っていて、「よかったら食べて~」と言ってくれた。さすが北海道、さっそく心の余裕や穏やかさが垣間見えました。

翌朝撮ったゲストハウスの全景

(ゲストハウス ポンコタン:ゲストハウス ポンコタン | ゲストハウス ポンコタン (toyako-ponkotan.com)

なんの調査もなく来たので、周辺のごはん屋とか飲み屋、日帰り温泉などの情報をオーナーさんからゲット。知らなかったけど洞爺湖周辺はどうやら温泉も有名らしく、日帰り温泉がいっぱいあった。また、洞爺湖では5月から10月ごろまでなんと毎日花火があがるらしい(確か20:40から2,30分ほど)。約半年ほど毎日花火があがるとは…すごい気合の入り方だ。

 

ごはん屋での交流

日帰り温泉を味わい、花火をそこそこ見終えてごはん屋へ。洞爺湖は21時を過ぎるとやっている店自体も少ない感じの閑静なところでした。

ギリギリで22時までやっているお店で夜ご飯を済まし、さて次はどうしようかと友達と悩んでいました。まぁスナック的なところでどこかいい所ないかなーと。

こういう場合は地元の人の評価が信頼できるということで、そのごはん屋の方に聞いてみたところ、なんと周辺のスナック系を3店舗経営?する大ママ的なおばさまがおり、その内の1店舗に電話を掛けてくれて電話先に対して「いまからお客様行くから安くしといてよ!」とまで言ってくれてました。なんと頼れるママだろうか。ちなみにそのごはん屋のお代も100円サービスしてくれた。

 

スナックでの交流

ごはん屋での会計も済まし、早速紹介されたスナックへ。店に入ると、ママ的なおばさんお姉様が2人と20代ぐらいの女性キャストが一人、あと男性客が一人という状況でした。お盆を少し過ぎた平日ということもあって、常連客のその男性しかいないということでした。

 

ここでは北海道全体の情報を聞こう、ということで友達とそれぞれ北海道に対して気になっていることなどを聞き取り。

後日行く予定の旭川や夕張はどんな感じの場所?それ以外で観光するならどこ?穴場的な観光スポットは?食べるならなにがおすすめ?などなど。

「動物園以外で旭川に何しに行くの?」とか、夕張で行く予定の石炭博物館について「なにそれ?聞いたことないね~」みたいな反応で若干自分たちの事前リサーチ力を憂いましたが、代わりにいろんな名所やおすすめのごはん屋などを教えてもらいました。まっ、とはいえ『道産子も行ったことがない石炭博物館に行く』というのは箔も付く感じがあるからいいんですけどね!

片方のお姉様は北海道外にもいろいろ行っているそうで、道外の食材の美味しくなさにブチ切れておりました。

 

20代の女性キャストは札幌で大学生をしているとのことで、友達が聞いていたのは「JKはほんとに冬でもミニスカの下に何も(タイツとか)履かないのか?」という疑問や、「北海道の大学生はなにして遊ぶの?」という質問でした。こちらに対しては「ほんとに冬でもミニスカの下には何も履かない」「ジンパをすることが多い」という回答。

本州では35℃越えが続いている時期なのに、夜だと20℃を下回る北海道。冬がどんだけヤバいかは新千歳空港に到着したときから分かりましたが、まさか本当にミニスカの下になにも履かないとは…。筆者と友達は愛知出身で同じ高校に行っていましたが、その時のJKはスカートの下にもちろんタイツやストッキングを履いていたし、寒さがひどい時はジャージとかも履いていました。道産子JK恐るべし。(その後よく聞き取ると、外は寒いけど室内は暑い場合が多いため、という理由はあるようだった。)

あと、「札幌の大学生はだいたいジンパをやっている」らしい。「ジンパ???」って感じだが、これはジンギスカンパーティーのことらしい。気軽にスーパーで羊肉が買えることに驚き。札幌の大学生は鍋パ、タコパ、ジンパなのだ。

 

いろいろ聞き、程よい時間(23時半ごろ)になったのでお礼を言ってゲストハウスに帰還しました。

 

ゲストハウスでの交流

ゲストハウスに戻ると、ロビーで女性客の一人がトマト(オーナーさんが置いていたやつ)を丸かじりしていた。友達と2人酔っていたこともあって、買ってきたお酒を一緒に飲むことに。

お酒のせいもあって覚えている部分が少ないけど、その女性客の人はこれまた札幌の大学生とのことで、夏休みで来ているとのことでした。去年もこのゲストハウスを利用したそうで、その時はなんと自転車で北海道一周をしていたとのこと。筆者は友達と声を揃えて「ヤバっ」の一言。新千歳から洞爺湖への車移動ですら「遠いな~」とか言っていたのにやはり北海道に住む人は桁が違った。

とは言えやはり上には上がいるようで、大学生活ではその子はなにかしらの敗北感を味わっているようでした。しかしながら北海道一周の時に出会った人たちの話や大学での話を聞いていると、「この子のレベルですらさらに上がいて敗北感を味わっているのに、この子にすら敵わない俺たちはいったい…?」という気持ちになったのはさすがに言えませんでした。やっぱり雄大な自然に囲まれて生きている人たちはパワフルですね…!

 

そんなこんなでお互いがいろいろと話し込み、気付くと夜中の3時半…。10時チェックアウトだけど大丈夫か…?と思いつつも、部屋に戻り就寝しました。

翌朝なんとか起き、無事チェックアウトを済ませるとロビーには昨日の子が。ゲストハウスを出る際に「お見送りします!」と言ってくれて、車で出るときに手を振ってくれました。おじさん2人はもう感動。「あんなに純真な子はあんまりいないよねぇ」などと話し合いながらゲストハウスを後にしました。

 

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事前リサーチ不足すぎて不安を抱えながら到着した洞爺湖でしたが、思いのほか満喫できたうえ、この夜だけでも十分すぎる交流ができたなと思います。予想外に良い滑り出しだったので、後の3日にも期待が膨らむのでした。

 

続く