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【北海道旅行記③】旭川にはアイヌが実在する?夕張は実は石炭の町?札幌は噂通り最高の街!

北海道旅行3泊4日

前日からの疲れも引き継いでの北海道 男2人旅3日目。

前日(2日目)⇓

miunderbar.hatenablog.com

前夜居酒屋で聞いたアイヌの情報に気持ちが冷めやらないため、旅程にアイヌ関連スポットへの観光も追加修正。あとはもともと気になっていた夕張市に寄った後に、北海道最大の街 札幌へ向かいます。(3泊目/3泊4日)

旭川・夕張の朝昼

3日目の朝、旭川

なんだかんだで旭川の夜を楽しみつくし、またもや夜中の3時ごろまで飲んだため、急いでチェックアウトを済ませホテルを出ました。朝ごはんを食べる気力はない、というか3時ごろに〆で旭川ラーメンを食べているのでまったくお腹は空いていないのでした。

みそ味っぽい旭川ラーメン。カロリーぎんぎんで〆として最適解。

 

旭川での観光

前夜いろんな場所で聞いた話によると、旭川の住人は暇だととりあえずイオンに行くらしい(なんと侘しいことだろうか、と思ったけど自分自身も地元の観光スポットは行かないしイオンの魅力は強いので納得)。しかし、そんな中でも聞きだせたのが「アイヌコタン」が近くにある、という情報。

昨晩聞いた「アイヌは今も実在する」という事実に興奮が冷めやらない筆者は、どうしてもそこに行かずにはいられませんでした。

と言うことで、なんかゴールデンカムイでも聞いたことがあるような地名カムイコタンヘ。

神 ☆ 村

でっかい川にでっかい橋が掛かっていた。昔はここを舟で渡っていたのか…。

 

橋を渡ると蒸気機関車が。大正?時代くらいにはここにもレールが敷かれていて、なんと駅もあったらしい。

突如現れるテクノロジー

駅のホームの名残。「神居古潭」駅。

橋を渡るまでは「舟か~…」と思っていたのに、渡ったら急にテクノロジーがどーん!だったので軽く混乱。昔のアイヌの人はビビっただろうなぁ。と同時に、これを見て呆然と立ち尽くしてしまったに違いない。

僕はこういった過去に想いを馳せる系スポットに立ち寄ると当時の人に感情移入というか憑依してしまうタチなのですが、当時のアイヌの立場に立ってもしこれを見たら「倭人には敵わんわ…」と絶望してしまったに違いない。

 

とは言え、前日に居酒屋のお母さんと喋っていた時にハッとしたけど、倭人アイヌを蹂躙していたわけではないんじゃないかなとは思いました。もし蹂躙してるようならわざわざ漢字をあてたりしてまで地名がそのまま残ってないはずですもんね。

アイヌ知識はゴールデンカムイくらいでしか知らないから本当のことはわからないけど、史実でもあの漫画の主人公と同じくらいアイヌと協調してたとしたら素敵だなぁと感じた午前中でした。

 

夕張での観光

夕張と言えば何を想像しますでしょうか?

財政破綻の町?メロン?

ノンノン、実はその昔は石炭の町としてめっちゃ栄えていたらしいのです。

 

と言うことで、夕張では北海道民も知らない観光スポット「石炭博物館」に行ってきました。

臨場感あるー!

この施設、財政破綻している夕張だからと侮っている北海道民およびその他の都府県の方もいるかと思いますが、観光という観点から言うと満足度はかなり高い。

まず施設内が思っている以上に綺麗でアーティスティック。飽きさせない展示の仕方でもあるし、書いてある内容もシンプルに興味深い。(ちなみにここは本当の炭鉱跡に作られた施設らしい。)

「全国最低の行政サービスと全国最高の市民負担」という
自虐ユーモアも潔くて面白い。

「ほんの数十年前の話で、しかもここで実際に働いていた人たちがいたのかぁ…、でももうその人たちはいないのかぁ…。」などと考えると背筋がゾゾゾとなりますよね。

エレベーターで地下に降りると当時の再現展示が。
背筋ゾゾゾ

また、最後の展示では実際に石炭を掘る時に使われていた機械の実演もあります。人類が作った機械で地層を掘ったり、崩落しないように天井を支えたりする機械を見ると「じんるいってすげー!」と少年のような心を取り戻せるので、大人になり心が濁ってしまった人にはおすすめです。

 

さて、夕張にあるのはもちろん石炭博物館だけではありません。あまり公ではありませんが、石炭で栄華を極めた時代に残した遺物があります。当時、人口は絶頂を迎えていたらしく、近くの小学校は日本一のマンモス校にもなっていたらしい。

あえて写真は載せませんが、その小学校の廃墟が近くにあるので興味のある方は一度立ち寄ってみてほしい。背筋ゾゾゾ程度じゃ済まないかもね…。

 

 

 

札幌の夜

夕張では意外にも今までで一番純粋に観光を楽しんだ。だが、夜は札幌で楽しまなければならない。なぜなら北海道最後の夜だから。

と言うことで札幌に到着。

サッポロ、キリン、ニッカ…。反対側にはちゃんとアサヒもあった。

 

札幌に関しては僕があえて言うことでもないけど、ただただ「楽しい街だぁ」ということしか言えない。あまり言えないけど、愛知出身名古屋育ちの筆者からしたらいろいろと安い!どんな店のことかは言えないけど!

この夜もいろんな出会いがあったけど、総じた印象としてはみんな心が朗らか。札幌は北海道のいろんな場所から人が集まる街だけど、それが良い方向に作用しているとしか思えない。昨今はぼったくりも厳しく取り締まられているようなので安心して遊べる街でした。(ちなみに北海道在住の友達の後輩にアテンドしてもらったので、より札幌の夜を楽しめた。感謝。)

 

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北海道を濃く感じた1日だった。アイヌ、石炭、札幌…。札幌以外に関しては北海道民も行ったことがないようなディープなスポットだったように思われます。そんな満足感もあったので、札幌ではお約束通り夜に飲まれました。しかし朝5時くらいまで遊んでいましたが、まったく後悔なく、むしろ「北海道を遊びつくしてやったぜ」という高揚感すら覚えていました。

 

あっという間の3日間でしたが、明日が最後。最終日は定番の小樽を、時間ぎりぎりまで楽しみつくします。

…とは言いつつも、その前に果たしてチェックアウトの10時にちゃんと起きれるかどうか…。

 

続く