平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

約1分で読める記事を中心に、やってみた/試してみた暇つぶしを系統別でご提案!

「まともな候補者がいないから投票に行かない」と思っているあなたへ

「投票」についての考え方の話。

僕もその考え方だった

「まともな候補者がいないから投票に行かない」

こう思っている人は多いのでは?

僕もついこの前までまったく

同じ考え方をしていました。

 

テレビやネット記事を見ると、

国会で眠っている議員だとか

しょうもない質疑応答をして揚げ足取りを

することしか考えていない野党、

数々の政治家による汚職などなど…

 

政治家に対する悪いイメージは

数えればキリがないほどあり、

毎度いろんな選挙があるたびに

「どうせまともな政治家はいないんだから

投票に行かないことでその意思表示をする。」

みたいな考え方に陥っていました。

 

「なぜ政治家なのにまともじゃないんだ」

という風にある種、落胆していたんです。

安くないお金をもらっているはずで、

その仕事内容も重責であるはずなので

まともな人がなるべき、と思っていました。

 

 

 

その考え方の前提がすでに間違っているらしい

しかし先日読んだ本で、その考え方の前提が

すでに間違っているのだと気付かされました。

その本がこれ。

 

この本曰く、

「政治家になろうという志を

持っているのだから、立派な人であるはずだ。」

という前提がすでに間違っている。

ということだそうです。また、

チャーチルは政治家でしたが自分を含めて

「選挙に出るヤツはロクでもない候補者ばかり」

だと悟っていました。

とあります。

 

僕はこれを読んだときかなり衝撃を受けました。

いままで知らず知らずのうちに

「政治家は清く正しくあるべき」

と勝手に思い込んでいたんです。

その前提が間違いだと、

この時初めて気付かされました。

 

そしてこの本はその話の結びとして

「ロクでもない候補者」の中から、

相対的にまともな人間を選ぶのが「選挙」

だと言っています。

 

そんな風に考えたことは

今まで一度もありませんでしたが

この一文だけで「投票に行くことの意味」を

素直に納得することができましたし、

投票に行く際にも事前に

「まともな候補者は誰なのか調べよう」

という考えにもなりました。

 

 

 

投票に行こう

まずは投票に行くことが大事なんですね。

投票に行かない、という選択は

まともじゃない候補者を当選させることに

加担していると言っても過言ではない

ということです。

 

政治の役目は自分たち(国民)の生活を

より良いものにすることだと思いますが、

一般市民の場合、政治は人に任せるしかありません。

一般市民は投票ができます、が

逆に言えば投票しかできません。

自分の生活をより良いものにしようと思っても

投票をするしかないんです。

 

それが嫌なら、自分自身が

政治家になるしかありませんが、

果たしてその過程で自分自身

ずっとまともでいられるでしょうか?

選挙や政治家の仕事の内容を詳細に知りませんが、

おそらく様々な不条理や理不尽があるとは思います。

その中で、ずっとまともでいることは難しいのかもしれません。

 

とにかく、

「政治家がまともである」という幻想は捨て、

自分がまともだと思う候補者に

投票することが一般市民の務めです。

 

期日前投票は今週から。

投票日は31日。

みんな投票に行こう。

 

おわり