平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

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ゆっくり商標登録の件から分かる、今後ネットで求められるスキルとは

話題の「ゆっくり」商標登録の件を通して感じたこと

いまTwitterYouTubeで特に

話題になっている「ゆっくり」商標登録。

要はもともとあった「ゆっくり」という

インターネット文化の一つを、

よくわからん第三者が「自分の物だ」と主張し、

その使用料を徴収する、と言い出したのが発端らしい。

(すみません、詳細は各自確認お願いします…。)

 

文面だけ見ても単純に

「盗人猛々しい」という感想ですよね。

これに対してはもともとのゆっくり発案者や、

2ちゃん創始者ひろゆき氏なども関与しつつ

対応していくことがツイートされていました。

またTwitterでは「#ゆっくりを返せ」などの

ハッシュタグもトレンドに載ったりして

ファンからの反発も相当あるようです。

実際、テレビニュースにもなっていましたよね。

 

直近の動きで言うとその当人は

使用料の徴収は取り下げたものの、

商標登録自体はまだ自身の物と主張しているようです。

(ほとぼりが冷めたらまた徴収しよう、

という魂胆が見え透いてますよね…)

 

…まぁ筆者はゆっくりファンではないし

その文化等も知りませんが、

あえて彼のことを一言で表すとすると

「イヤなやつだなぁ~」

 

 

 

当人はまさに○○○○戦略をとっている

筆者はごく最近になって岡田斗司夫著の

「いいひと」戦略という本を読みました。

こちら約10年ほど前に出版されているそうですが

2022年に置き換えてもまったく違和感のない

内容なのではないかと感じました。

 

簡単に説明するとこんな感じです。

今後の世の中は「お金」ではなく

「人からの評価」が重要になってくる。

(いい評価が集まる人はお金がなくても

最終的には人に助けられる。)

SNSが発達した今の世の中では

建前や本音もすぐ露呈するし、

すぐに拡散されていく。

そのため戦略的にでも「いいひと」に

なることが今後生き残る術であり、

すぐにでも「イヤなやつ」になる

努力はやめるべきである。

(解釈等間違ってたらすみません)

 

今回の「ゆっくり」問題における当の本人は

まさに「イヤなやつ」戦略をとっているなと

筆者としては感じました。

当人としてはおそらく目先の小金欲しさに

「すごい良いビジネス思い付いた!」と

思ったのかもしれませんが、

人からの評価は悪評ばかりになってしまいました。

推測ですが、今後彼が得るあらゆるものは

トータルで見て少なくなったのではないでしょうか。

 

それは彼が、ひとつのネット文化を軽んじ、

原作をないがしろにし、ゆっくりファンを

怒らせる言動をした結果です。

そしてこんな事態になってもなお

あまり反省の色が見られず、むしろ

少し煽っているような対応にも見えるので

まさに「イヤなやつ」の典型ですよね。

 

本でも言ってましたが、

こういったイヤなやつの周りからは

いいひとがいなくなっていきます。

それはつまり誰も助けてくれなくなるということ。

おそらくこの状態になったら

余計お金しか信用しなくなり、もっと

グレーなことに手を染めるかもしれませんね。

 

そうならないためにも

イヤなやつになる努力は辞め、

いいひとになろう、ということですね。

 

 

 

今後のネット市民に求められるスキルとは

だらっと所見を書いてしまいましたが

要は一人一人が善きネット市民になることが

今後求められてくることだと思います。

(というかそうあってほしい。)

 

これはなにも彼だけの話ではないはずです。

こういった流れに便乗して

当事者に迷惑行為を働く人も

結局は同じことなんです。

(○害予告などをする人は論外です。)

執拗に誹謗中傷する人もです。

 

そうならないためにも、

「人にされて嫌なことをしない」とか

「思いやりを持って接する」とか

そういった所謂“当たり前”のことを

当たり前にできるようになることが

「いいひと」になる第一歩なのではないでしょうか。

そしてそれを、ネット世界でもできるようになることが

今後求められるスキルなのではないかと思います。

 

昨今、炎上や叩かれることも多い世の中です。

これはもしかしたら、世の中が自然と

「いいひと」を欲している、ということなのかもしれません。

そういうことであれば、やはりいま

個人として求めていくべきは「目先のお金」ではなく

「人からの良い評価」なんだと思います。

 

ただし本でも言及されていましたが、

だからと言って他者との関りを恐れて

交流を断ってしまうのも今後の処世術的にはNGです。

ただの「いいひと」なだけでは

誰からも評価されず意味がないということですね。

 

これは筆者の自戒として書いておきますが

やはり今の時代、積極的にSNSを使い

他者と接していきべきです。

そうでないとずっと狭いコミュニティで

評価されてしまう上、人生の逃げ場も拡張性も

なくなってしまいます。

 

他者との関りを恐れる、ということはつまり

「他者から叩かれたりしたらどうしよう…」

みたいなことを懸念しているということ。

でもたぶん大丈夫(なはず)。

自分がいいひとであれば、自然とまわりにも

そういう人が集まってくる、

と本にも書かれていました。

絶対そう、とは言い切れない気もしますが

筆者としてもそれを信じて今後も

やっていきたいなとは思いました。

 

そして最後に、

今回けっこう大きな炎上事件となっていますが

これを通して多くの人が気付きを得て、

より「いいひと」になれたらいいなと願っています。

一人一人が善きネット市民になっていきましょう。

 

 

 

 

 

 

…積極的にいいひと戦略をとっている筆者でした。

 

おわり