平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

約1分で読める記事を中心に、やってみた/試してみた暇つぶしを系統別でご提案!

普通の麻雀は一旦置いて『マジック麻雀』をやってみたら思いのほか盛り上がった

『麻雀』+『カードゲーム』!?

最近は麻雀を打つ人も多くなったように思いますが、麻雀に使えるカードゲームがあることはご存知でしょうか(遊戯王カードではありません)。

今回そのカードゲームを友達とやってみたので紹介したいと思います。

麻雀でカードゲーム!?

近頃YouTuberなどの影響で麻雀が徐々に市民権を得てきているように思います。昔で言うと、タバコを吸ってるおじさんがやるようなイメージだったりしましたが、最近では若い女性なんかもやってたりして、やっていない人からの印象もだいぶ変わってきているのではないでしょうか。

 

筆者は約10年前、大学生の頃から麻雀をやっているのですがこの風潮は大変喜ばしいことです。なぜなら麻雀は決して怪しいものではなく、めちゃくちゃ面白いゲームというのが本質だから。

運や実力、駆け引き、押し引き…あんなにいろんな要素が絡み合った完璧なバランスの取れたゲームってなかなかないと思います。

 

そんな麻雀ですが、少し足りないのはカードゲームのような劇的な展開や鮮やかな逆転劇だと思います。長く麻雀をやっているとなおさら感じます、負けまくっていると「流れが悪い…」「どうにもすることができない…」「なにかきっかけがほしい…」と。

先日、そんな状況を打開する麻雀補助カードアイテムがあることを友人が教えてくれました。その名を『マジック麻雀』

shop.magicmjcard.com

これがあればいつもの麻雀とは一味違うものになるはず。早速やってみよう。

 

 

 

マジック麻雀いざ実践!

基本的なルールとしては1半荘につき1人5枚のカードが配られ、カードの発動条件等が揃えばカードの効果を発動できるというもの。カードの条件や効果は様々なので、いつ発動できるか/発動させるかという判断が試合を左右するようだ。

友達と三麻で実践。
例えば真ん中のカードであれば、
両面待ちでアガった場合に2翻役が上がるという効果。
条件が揃っていても使うか使わないかは自分の判断次第。

最初はカードの効果や条件がわからず、テキストを読み込む必要があります。

なんだかむかし遊戯王カードをやり始めたときのような高揚感というか、なんとも言えないワクワク感みたいなものを感じますね。カードのイラストやテキスト、カード名自体もそれっぽくて自然と中二病を呼び起こさせます。

 

やっていく内に徐々に慣れてきて、例えば使用シーンはこんな感じでした。

リーチ!

うわ~!上家親リーはキツイな~!

リーチ早いねー

 

なんとか2巡は手元の安牌で凌げたものの、自分の手も良くなり且つ危険牌を引いてしまいました。こんな時は…

マジック!

※カードを発動するときは「マジック」と言わなければならない

「濃霧」を発動!

この効果によって自分の危険牌も裏返しで捨てることができます。つまり、その牌は絶対にロンされることがないのです!どんなもんだい!(まぁそのあと普通にツモられたけど)

こんな感じで、カードによっては防御にも使えたりします。が、使ったカードはその半荘内では基本的にはもう使えないので、やはり使い所が戦況を左右します。(中にはカードを復活させる効果を持つカードもあります)

 

また、違う場面ではこんなこともありました。

(よしよし、良い感じに手が揃ってきたな。でも巡目も深いし、ちょっと他家を警戒しつつテンパったらヤミテンで待つか…。)

と、思いつつ自巡ツモったら…

マジック!

ん?

マジカルハリセン!

下家がマジック発動。効果は指定した人のツモをそのまま捨てさせるというもので、僕のツモが強制的に捨てさせられることに。

うわ~、3索はあんまり捨てたくないな…

とか思っていたら…

ロン!

はっ?

なんと効果で捨てさせられた3索が対面のアタリ牌でした。

こんなにキレイに効果が刺さることあるかい?というタイミングでのカード発動でした。カード効果的には発動した本人にあまり意味はなく偶然ではあったものの、結果的に他家(僕)に振り込ませることで危機を脱しています。その意味ではカードの使い所が素晴らしくかみ合った一場面でした。

けっこう地味な効果も多いなか、シンプルに効果が強いカードも枚数は少ないながら含まれています。

場面としては僕が1着の状態でオーラス、3着(ドベ)の人が親ではあったものの1万点を割っている状態でした。3着としてはここで連荘させてどうにか点数を稼ぎたいところ。

ただ、僕の手札にはこの状況を一瞬で終わらすカードがあったのです…

マジック!

…点棒サキュバス

このカードは、指定した人から点棒を1万点もらうという効果。つまり1万点を割っている人から奪えば箱割れとなり、自動的にその半荘を終わらせることができたのでした。

チクショー!

 

枚数は少ないのでゲームバランスが崩れることはありませんが、オーラスで使えばかなり有利になることは間違いなし。こういったところは麻雀同様、“運”次第ですね。

 

 

 

まとめ

普段の麻雀にマジック麻雀を足せば、より戦略性が上がり駆け引きや劇的な展開が増えるということは伝わりましたでしょうか。

 

実際に自分で使ってみて感じたのは、「いつこのカードを使おうか…!」といったワクワク感やカードの効果が刺さった時の高揚感。発動条件が厳しいカードが使えた時はもううっとりしちゃうほど。

上記で紹介したマジカルハリセンや点棒サキュバスの場面ではその場が沸きあがりました。

 

唯一欠点とすれば、友達同士以外で麻雀をする場合には使いにくい/使えないという点でしょうか。さすがに雀荘にフリーで入ってこれを取り入れるのは難しいでしょう。もしそんな提案をしたら雀荘玄人に「なめてんのかい?兄ィちゃん…?」と言われること必至(ひどい偏見)。

なので基本的には友達同士でワイワイ楽しみたいところですね。

 

いつもの麻雀に物足りなさを感じている人はぜひ試してみてください。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★★

楽しさ:★★★★⋆

実用性:★★★

費用の掛からなさ:★★

おすすめ度:★★★★⋆

 

おわり