平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

約1分で読める記事を中心に、やってみた/試してみた暇つぶしを系統別でご提案!

自分だけのラクレットチーズがあったら最高じゃない?

自分専用のラクレットチーズが欲しいってわけ

これってさ、

最高じゃない?って話

そんな話をしよう。

 

これがどこの国の発祥だとか、どういう作り方をしてて、とかはもうまったく知識がないわけなんだがこれ。

でもそんなのはいいわけ。

 

ラクレットチーズってええやん、って、それだけ。

 

ただ、ええやんってのは感じるんだけど、これなかなか手には入らないですよね。いや、食べるだけならお店行けば食べれる、高いと思うけど。

でもそういうことじゃなくって、おれぁあの半月状のチーズ全体をまるまる欲しいって言ってるわけ。

 

だって、あれが自分の家にあるってだけで心の安定を保ってくれそうじゃない?

なにかあっても「いいのか?俺の家には半月状のラクレットチーズがあるんだぜ?」と思えば乗り越えられそうだ。

 

 

 

どーせ高いんだろうから自分で作る

とは言え、購入となると絶対に高いに決まってる。調べなくても分かる。それに1人で消費しきれる未来が見えない。ふと思ったけどラクレットチーズって最後の方どうなるんだろ。あの半月状しか見たことないから気になるな。

 

なので自分で作ってみることにした。

まぁただ、チーズに関する知識はゼロなので、あくまであのチーズとろ~り体験と半月状という点だけを真似た模倣品を作る。模倣品だったとしてもあの半月を手に持てば「あっ、いまラクレットチーズを手に持ってる」と思えるはずだ。

 

さて、しかしながらどうあれを形作ればいいのだろうか。

外側は謎の固そうな皮?に内側はとろ~りとしたチーズ。製造工程を想像するに、普通にチーズを作ったあと丸く成形して長期間乾燥させて最後に半分に切る感じか。

こんな感じ?

 

…僕にそんな技術と時間はないってわけ。要は外側は別素材でも中身さえチーズであれば、かつ半月になっていればそれでいいと思うんだ。

この理屈でほぼラクレットチーズでしょ

 

そんなわけでこれらで自分専用のラクレットチーズを作っていこう。

 

まずは外側の皮?の部分を再現するんだぜ。

Amazonで買った辛口タラシートをしゃぶしゃぶ餅で接着する。

円を形作るのって難しい。長さとか測らずノリで作れるのか?

接着は意外と上手くいったものの不安がよぎる———————
「曲線はどうやって接着・固定させればいいんだっ…」「この餅が乾いた時、本当に接着の役目を果たし続けてくれるのだろうか…」「チーズを入れたら漏れたりしないか…?」

そんな不安がいっぱいよぎるが進むしかない。なにせこれを成功させなければ辛口タラシートの買い損になってしまうから。

もうとりあえずいってしまえーーーーー!!!!!

 

 

 

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で き た

できるもんっすね~

よし!じゃああとは冷蔵庫で乾燥させて中にチーズを入れるだけ。

 

しかしチーズソースの素って初めて買ったけどすごいな。袋に入ってる粉に熱湯を注ぐだけでこんな魅惑的なチーズソースが出来上がりました。

 

とんとん拍子だな、自分専用のラクレットチーズ。やる前は上手くいくビジョンが明確ではなかったんだがここまで来るともはや完成目前ですぞ!

じゃあラストの仕上げ。

 

はいじゃんじゃん♪

はいどんどん♪

 

最終的にはチーズの量まで容量ぴったり。これを作るために生まれてきたようなジャストフィット。

業務用タラシートとチーズソースの素の親和性は高い。

 

 

 

茹で野菜と茹でお肉でいただいちゃおう、と思っていたら

一応、一日冷蔵庫に置いてから実食に移る。

ラクレットチーズと言えば自分の中では野菜と肉で食べるイメージがあるので茹でたニンジンと豚肉で食す。

 

ラクレットチーズ、ここがクライマックス。

食べる前、お店の人が片手にラクレットチーズを持ちもう片方に持ったナイフ等でチーズをこそげ落とすあれ。

あれを自分専用のラクレットチーズで自分の食事に施す…。アガるな?

 

 

完全再現…とまではいかなかった。本物はもっと「だら~」っとチーズが落ちていくイメージだったけど、チーズソースはけっこう粘度が高くてナイフにへばりついてしまう。形を安定させるために冷蔵庫に一日置いておいたがそれが裏目に出たか。

 

食べてみるともちろん美味しい。チーズと合わないわけがないのだ。

ただ、タラシートの魚臭さが若干移っている。ちゃんと主張してきやがる。チーズとは別物ですよ、ラクレットチーズの外側の皮ではなくタラですよとピンと腕を伸ばして挙手してくる。

 

食べ終わったあと「強いて言えば、もはやこのタラシートとチーズだけで十分料理として成り立っているかもしれないな」と考えていた。

 

 

 

でもよーく考えてみると、これって…

チ ー タ ラ

チータラじゃん、と。ラクレットチーズを作っていたと思っていたら、ただでかいチータラを作っていただけだとここになってようやく気付いた。やけにとんとん拍子で作れるもんだな~と思っていたけど、既製品だからってことか?

 

それに気付いてからの気持ちの冷めようはひどかった。作る前はあんなにワクワクしていたのに…。

ワクワクしていたとき

せっせとでかいチータラを作っていたとはね。ラクレットチーズとチータラって属性的に違いすぎるだろ。

以降は、これ単品を肴にして焼酎をたくさん飲むのであった。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★

実用性:★

費用の掛からなさ:★★

おすすめ度:★★

 

おわり