ピザの可能性は無限大
ピザの美味しさの下限ってどこだろう
ピザって…
美味しいですよね~~
普通のピザが美味しいのはもちろん、
いろんなバリエーションがあって楽しいし、
トッピングもいろいろあって
しかも、ほぼどんな食材も合うという
懐の深さも兼ね備えています。
ピザ屋さんで全トッピングの注文をする、
というのはささやかな夢でもありますよね。
そんな、美味しさに上限のないピザですが、
ある時、ふと思いました。
「ピザの美味しさに下限はあるのか?——」
何をやっても美味しくなるピザ。
じゃあ逆に何もしなくても美味しいのではないか(?)
そんな風に思いました。
いままでのピザの歴史では
いろんなトッピングを施されてきたはずですが
今回は、逆にトッピングを徐々に抜いていき、
どこがピザの美味しさの下限かを
見極めていきたいと思います。
餃子の皮でトライ
とは言え、丸々一枚の生地で試していると
お腹がパンパンになってしまうので、
今回は餃子の皮で試していきたいと思います。
材料はこんな感じ。
今回、一番良いものとしては、
生地(餃子の皮)にオリーブオイル、
その上にピザソースを塗り、
ベーコン・シーフード・チーズ
ミックスベジタブルを乗せて
その上にバジルソースをかける、
というもの。(これを①とします)
これをベースとして、
徐々にトッピングを除いていき、
最終的にどこが下限境界線なのかを見極めます。
上記の①をベースに
それぞれトッピングしたものがこちら。
さすがに⑤、⑥はかなり怪しいところ。
(というか⑥は最早“ピザ”と言えないかも)
早速焼いていきます。
生地が餃子の皮ということもあり、
結構早め(5分くらい)で焼けました。
今回は公正な判断が必要なため、
ハイボールを用意しました。
焼き上がりを見た感じだと
やはり④、⑤、⑥の頼りなさを感じます。
果たして味はどうでしょうか。
お味の評価と下限決め
(①、②は言うまでもなく美味しいので割愛。)
③を食べてみます。
こちらはピザソースにミックスベジタブルと
チーズのトッピング。
食べる前は自分的にはここが
下限じゃないかなと思っていました。
肉とかシーフードがないピザは
ピザじゃないって思ってましてね。
しかし、食べてみると
普通に美味しい!
と言うか
②(ベーコンあり)と遜色ないかも!
というレベルでした。
いままで信じてきたもの(肉とかシーフード)は
まやかしだったのかもしれません。
次は④をいただきます。
なにかしらのチーズ系の
スイーツですか?という佇まい。
具がないだけでこんなにも
寂しい見た目になるんですね。
「さすがにチーズだけじゃあ…ね?」
と思っていたんですが、
こちらも結構普通に美味しいし、
なんなら「ピザってこうだよな」
って言う感想にもなりました。
つまり、ピザの下限境界はここではなかった、
ということになります。
さぁ次からが本命。
⑤をいただきます。
具がない上にちょっと焦げちゃってるので
そもそも見た目があまりよろしくないですね。
(ちなみに、具の水分が無い分焦げやすい、
ということを今回作ってみて初めて気付きました。)
味は…
良くないですね…。
やはり予想通り、④と⑤の間がピザとしての
下限境界線といって過言ではないでしょう。
ピザソースだけでピザと名乗らせるのは
少し荷が重かったようです。
最後に、せっかくなので⑥も一応。
オーザックか?
というような見た目です。
まぁ餃子の皮にオリーブオイルを
塗っただけですから当然と言えば当然ですが。
食べてみると…
無味乾燥。
これも当然と言えば当然。
ただ、食感はすごいサクサクしてて
小気味良かったので、味付け次第では
結構化ける可能性がありそうでした。
結論(ピザに最低限必要なもの)
最終的な結論としては
ピザにはチーズが必須
ということだと思いました。
逆に、たぶんチーズがあれば
他の具は何を使ったとしても大抵は
美味しくなるんだろうと類推できます。
そう考えると、いままで見たことがないような
変わり種のピザも、まだまだ開発の余地が
残っている、ということかもしれません。
以前、変わり種のピザを作ったことがありましたが、
今後もいろんな具材でピザを
試していきたいと思います。
暇つぶし評価
【最大評価★5つ】
時間つぶせる度:★★★
楽しさ:★★★★
実用性:★★★★
費用の掛からなさ:★★★★
おすすめ度:★★★★
おわり