僕はサイゼリヤが好きだ。
あんなにおいしい料理を
あんなに安く食べられるお店は
なかなかないと思っている。
チェーン店だからか世間的には下に見られがちだが、
例えば旅行先で、口コミのない個人店と
サイゼリヤが並んでいたとしたら
サイゼリヤを選んでしまうと思うくらいには
サイゼリヤが好きなのだ。
一番最初に行ったのはいつだったか
覚えていないけど、高校生の頃は
部活の帰りに友達とよく寄っていた記憶がある。
ドリンクバーで謎ドリンクを作るのは
ほとんどの男子高校生が経験することではないだろうか。
そんな馴染み深く付き合いも長い
サイゼリヤだが、最近あることに気付いた。
いままで決まった料理しか
頼んだことねぇ、と。
僕が頼んだことがある料理って、
ミラノ風ドリアやペペロンチーノ、
パンチェッタのピザや若鶏のディアボラ風、
リブステーキくらいだなと。
こんなんじゃあサイゼリヤ好き好きを
名乗れないなと思っていた。
そんな折に、オモコロでこんな記事が出ていた。
【吉野家のアジフライ】チェーン店の頼んだことないメニューを食べる | オモコロ (omocoro.jp)
これはサイゼリヤでやるべきだ。
そう思いましたので
早速やってきました。
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注文する料理を検討する
ただ僕が頼んだことのない料理を
注文するだけでは面白くない。
「僕が頼んだことがない」というだけであり、
サイゼリヤのメニューは基本的にそのほとんどが
定番メニューだから、普通に注文しても
「美味い」という感想が出るのは分かり切っている。
じゃあ何を選ぶかと言う所だが、僕が着目したのは
「サイゼリヤはイタリア料理専門店である」
というところ。
つまり、
「イタリア料理専門店なのにそれは頼まんやろ」
というものを選んでみた。
それがこれ。
田舎風やわらかキャベツのスープ
“田舎風”ってどこの田舎なんだろう。
「リグーリア風」とか「シシリー風」とかは
なんかイタリア感あるけど、「田舎風」だと
どうしても日本の田舎を想像してしまう。
そんなわけで田舎風やわらかキャベツのスープを頼んでみた。
料理到着、実食、レビュー
これが実物の田舎風やわらかキャベツのスープ。
メニューではわからなかったけど、
上に焦がしチーズ？が乗っていて、
においだけだと意外とイタリアン。
早速食べてみます。
うん！美味い！
さすがのサイゼリヤ。
どこの田舎かはわからないけど
やわらかいキャベツやベーコン、焦がしチーズが
絶妙にマッチしている優しい味のスープです。
また、おそらくじゃがいもとかを
煮込みまくって出る、あのとろみもあって
食べ応えのある一品になっていました。
そして 確かに、「田舎風」を感じ取れました。
実家のお母さんって、だいたい
キャベツやじゃがいもが余った時に
とりあえずコンソメとベーコン入れて
めっちゃ煮込みますよね？
それです。
その味がしました。
何はともあれ美味しいことに変わりはなく。
ごちそうさまでした。
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頼んだことのない料理を頼むと
ほんとに些細なことではありますが
いままで頼んだことのない料理を頼むと、
新たな発見、ちょっとした刺激、
小さな優越感や気恥ずかしさなどを
感じることが分かりました。
平凡な毎日を嫌う日本人に
ぴったりじゃないですか。
ぜひやってみてはいかがでしょうか。
ちなみに今回、
田舎風やわらかキャベツのスープしか
頼んでない風に書きましたが
実際はリブステーキも頼んだし、
グラスワインも頼んだ。
結局この組み合わせが
一番うめぇんですわ。
おわり
