美味しいハンバーグ食べたい~
美味しいハンバーグと言えば、切った瞬間にほとばしる肉汁、噛んで感じる肉の旨み、そんなハンバーグですよね。ですがそういったハンバーグを外で食べようとすると、なかなかにお値段が張るもの。かと言って家でそれを作ろうとなると手間と技術が必要になってきます。
どうにか、誰でも簡単に肉汁溢れるハンバーグを作れるような作り方はないのでしょうか…?
肉汁溢れるハンバーグが食べたい
切ったらじゅわっと肉汁が溢れるような、そんなハンバーグを食べたい…。
そう思いませんか。
でも家で作るとどうしてもぱさっとしてしまいがちですよね。また、肉汁が溢れるような作り方は調べればいろいろ出てくるものの、見ていると結構難しそうだし、結構手間をかけないといけなさそう…。(ざっくり調べたところによると、基本は捏ねるときに手の温度で油を溶かさないようにするのが大事らしい。そのために手を氷で冷やすとかスプーンを使うとかが挙げられていた。)
捏ねるときの手間もそうですが、焼き加減とかも結構繊細っぽいです。もっと簡単に肉汁を溢れさせる作り方はないのでしょうか。
今回はそんな悩みを解消すべく、ひとつの解決案を考えたので実際に作ってみて、その効果を確かめてみたいと思います。
筆者考案 肉汁溢れるハンバーグの作り方
さて、今回考え付いた解決案は上記で挙げた作り方(捏ねるときの温度)とはまったく別のアプローチです。
と言うよりかは、もっと物理的で直接的な解決案です。
ハンバーグの肉汁ってまぁ普通に考えて捏ねた肉ダネ自身から出てきますよね。だから普通は、その限られた肉の油を出来るだけ逃さずに調理することで肉汁を溢れさせる、という考え方になるわけです。
それに対して筆者が考えたのは、肉ダネだけで肉汁をまかなおうとしなくてもいいのではないかということです。
つまりどういうことかと言うと、肉汁用の油を別で追加注入すれば肉汁溢れるハンバーグになるのではないかと考えたわけです。肉は肉としてハンバーグを形作ってもらい、肉汁は肉汁で溢れていただこうという算段です。何事も専業・分業の方が効率は良いはずですからね。
ということなので早速具材を用意。
豚ひき肉
たまご
牛脂
調味料
ハンバーグのレシピを普通に調べるとパン粉や玉ねぎなんかも出てきますが、今回は分かりやすくするため、シンプルな具材だけで調理してみます。
また、牛脂は普通にお肉コーナーに置いてあるものを使います。肉汁部分に牛脂を使うので、お肉自体は合いびきではなく豚ひき肉です。
まずは牛脂を熱し、脂を抽出します。
ある程度熱すると小さじ4くらい脂が取れました。
さきほどのフライパンを使いハンバーグを焼いていきます。フライパンに付いている牛脂の脂はふき取らずに焼いても問題ないでしょう。
イメージとしてはこれが片面で、真ん中あたりのくぼみに脂を注入、もう片方側も成型して上からかぶせる形です。
真ん中に脂を注ぎます。
もう片方を成型し、かぶせたら蓋をして弱火で焼いていきます。
途中で焼き加減を見ながら両面がしっかり焼けたら完成です。
こんな調理法でも肉汁は溢れるのか?果たして…
完成したので早速割ってみたいと思います。
果たして肉汁はじゅわっとするでしょうか。
あ あれ??? え?肉汁どこいった?
肉汁を別で追加注入して、肉汁が溢れるどころか普通のハンバーグより肉汁が出てこないってこと、あるんですね…。味としても肉汁を感じることなく、ただの肉塊と表現するのが正しいと感じる始末でした。
今回試してみた肉汁追加注入案ですが結果としては御覧の通りで、何の成果も得られませんでした。
何がダメだったか自分なりに考えてみました。
・火加減が強すぎた、焼き時間が長すぎた
・肉ダネでの蓋の接着面が弱すぎた
・裏返した時の衝撃で肉汁が出た
おそらくはこんなところだと思います。
火加減や焼き時間についてはまぁ自分の不注意だったので、時間を測るなどすれば改善できると思います。
あと二つの失敗に対しての改善策を考えてみたところ、おそらく一番有効な策は注射器で肉汁を注入するという方法への変更です。
注射器であれば、肉ダネを二つに分けることなく中に肉汁が注入でき、また、裏返した後でも追加注入ができます。
まぁ、ここまでやったら逆に手間って言うのが最大のデメリットですが…
でも、ここまでやったらさすがに誰もがびっくりするような肉汁マシマシなハンバーグが出来るはずです。
注射器が手に入ったらいつか再挑戦してみたいと思います。
暇つぶし評価
【最大評価★5つ】
時間つぶせる度:★★★
楽しさ:★★★⋆
実用性:★
費用の掛からなさ:★★★
おすすめ度:★★
おわり