平均的日本男性

暇つぶしのドキュメント

約1分で読める記事を中心に、やってみた/試してみた暇つぶしを系統別でご提案!

【名古屋1日原付レンタル】原付ツーリングで海に行こうとしたら最終的に赤ちゃんと挨拶することになった

残暑なのに暑すぎる

 

残った暑さ、そんな程度の表現では足りないくらい普通に暑い。

 

 

 

ということで感じたくなった、

風を浴びたい

 

そう思ったので原付を借りて海に行くことにした。

 

原付は良い。

普通免許があれば乗れるし気軽にツーリング気分が楽しめる。

 

 

 

風を浴びたいなら自分が風になればいい、ってね…

そうだろ?

 

 

 

旅にはトラブルがつきもの

9月某日——————

名古屋駅には志を共にする男たちが集まっていた。

 

 

 

さて、本日は事前にお伝えした通り、原付でツーリングしたいと思いますっ!

<わーい

<わーい

 

 

行先は蒲郡。名古屋から下道で約1時間半。

気分はさながら「充電させてもらえませんか」のロケ。天気も良くてアガるぜ。

まずは名古屋駅のスパイラルタワーに集合。
原付を借りる場所はここから徒歩5分くらいのところにある。

韓国大使館の目の前にある

この駐車場の一角に停めてあるバイクがレンタル用のようだ。

(ちなみに借りたのはこちらのサイトから⇒ベストBike - レンタルバイク&バイクシェアリング (bestbike.co.jp)

 

 

 

初めての彼もなかなか様になっているじゃないか。

今にも走り出しそうな疾走感がある

 

よしじゃあ早速向かいましょうか!

滞りなく貸し出しできたがここで…

 

 

 

 

 

 

「………あっちょっと待ってください。

予約日が間違ったままかもしれないです。」

「一回電話して確認します。」

 

えっ?

まさかのレンタルできてないかも問題発生。ここにきて2人だけで蒲郡に向かうなんてあまりにもむなしいことになっちゃう。

とは言えひとまず電話する彼を見守る。

 

 

なにか怪しい注文を受けているようにしか見えない

(ちなみにタトゥーがめっちゃ入っているが変な仕事はしてないし性格も真人間である。タトゥーのことを聞き取りした記事はこちら⇓)

miunderbar.hatenablog.com

 

 

ひとしきり電話し終えるとどうやらなんとかなったようで、無事借りることができた。(ネット予約時に日にちを間違えたので電話で予約変更したがそれがうまく処理できていなかったようだ)

ギリギリ予約が開いてるバイクがあってよかった。旅にはトラブルがつきものだが意外となんとかなるってのもよくあることだ。

大使館前に常駐している警察官の方~?
怪しい人ここにいます

 

 

そう簡単には上手くいかないけどやっぱりなんとかなる

なんとかなったので気を取り直して蒲郡の海に向かう。

僕も久しぶりに原付に乗るからワクワクしている。

 

レッツゴー!

ひゃっほーい
(原付に付いているスマホホルダーから撮影)

 

あぁ…なんて気持ちいいんだ…

全身で風を感じるこの感覚…これを求めていたんだ…

「空から陽気なカリビアンが降ってきた」の写真[モデル:大川竜弥]

日差しは暑いのに風を感じれば涼しい気候も相まって最高の旅の始まりを予感させる。

 

 

 

しかしながら運転しっぱなしってのも味気ない。

実は事前に2人にはマイク付きのワイヤレスイヤホンを持ってくるように言っておいた。

片耳に付けて運転すれば会話もしながらツーリングを楽しむことができる。

 

最高じゃな~~~い???

<気持ちいいですね~~~

 

<;:#*+~

 

ん?友人Bの声が聞き取りにくいな

 

どうやら彼持参のワイヤレスイヤホンはあまりマイク機能が強くないらしい。

せっかくのツーリングだし会話しながら行きたいのでダイソーに寄ってイヤホンを買うことにした。

 

いいじゃんいいじゃん。一回喋ってみ

<聞こえますか?

 

おー聞こえる聞こえる!

<あれ?でもそっちの声が聞こえないです



買ったイヤホンは、出力はあるけど入力はないという不思議な現象を起こしていた。

 

<まじか~どうしよ

<じゃあそのマイクだけ使えば?

ここでレセールの天才的発想。イヤホンを買ったのにマイクとしてだけ使うという逆転の発想であった。

 

持参のワイヤレスイヤホンをした耳にダイソーのイヤホンを掛けるという意味不明なスタイル

 

 

 

 

 

なんとかなったし改めて行きましょー

 

 

 


www.youtube.com

(走行中の写真を全然撮ってなかったので「さすらい」を置いておきます)

 

 

(それっぽいフリー画像も置いておきます)



 

~~~~~~1時間ほど経過~~~~~~

もうあと30~40分で着くし一旦コンビニで休もか~

<はーい

<はーい

 

 

 

………しかしこの休憩がこの旅程全体を狂わすことになる

 

 

 

トラブル・トラベルの果てに

ふぃ~。ちょっと疲れたけど原付旅ってのも爽やかで気持ちいいな!

<ですね。中型でもやりたくなりました

<原付ありっすね。楽しいっす。

 

 

うむうむ。楽しんでくれて何よりだ。

それじゃ、あと30分ほど乗って蒲郡の海でも拝みに行こうぜっ

 

 

 

再び原付にまたがり、セルを回す。しかし………

 

ん?あれ? エンジンが掛からないな…

キックスターターも試したがエンジンはつかなかった。

 

名古屋から1時間ほど遠ざかった土地でまさかのエンジントラブル。

さすがに冷や汗かいたね、気温は暑かったけど。

 

まぁでもここまでもトラブル続きだったがどうにかなってきた。このトラブルもなんとかなるはずだ。

レンタル元の会社に電話してみると、どうやら外気温が暑すぎるとたまに起こる現象らしい。とりあえずの解決策はエンジンを冷やすことだそうだ。幸いにもコンビニに停まっていたため冷えた水を購入しエンジン周りにぶっかけてくださいとのこと。

エンジンに水をぶっかける僕

その後も水を2本追加で購入しエンジンを冷やし続けること約30分。

結論、エンジンは掛からなかった。

 

レンタル元の会社といろいろ喋った結果、コンビニの了承を得た上で数日原付を置かせてもらい、後日レッカーで回収するということになった。

 

 

 

…今からどーしよ。

帰る手段は自分たちでどうにかするしかないようだった。原付でここまで来ちゃったのにどうしたらいいんだっ!

 

 

 

<そーいえばここってNさんの家近いですよ。

 

Nさんとは飲み友達(年上)であり、最近お子さんが生まれたナイスガイである。

 

<ちょっと電話してみます

 

そういえば出産祝いはみんなで送ったが、その人の家にはあいさつに行ったりはしていなかった。

ひとしきりレセールが話し終わった。

 

<迎えに来てくれるそうです

 

えー!!!!?

なんと優しいお方だろうかNさん。こんな突然の訪問?を受け入れてくれたどころか、このコンビニまで車で迎えにきてくれるのだ。

申し訳なさが大きいけどめちゃくちゃ助かる。しかも赤ちゃんに挨拶もできるのだ。

Nさんを待つ

 

迎えに来てくれたNさんに経緯を話しつつお礼を述べる。

経緯を話したら「面白いことやってんねww」とウケてくれたのでよかった。車でNさんの家に向かうこと約10分で到着。(こんなに都合よい位置で立ち往生になっていたことはもはや運命的なものを感じる)

 

 

家に着いておもてなしまでしてもらった。

なにからなにまですみませんっ…

Nさん宅はなんか洗練されてた

 

そして3人とも赤ちゃんを抱かせてもらった。

筆者と

友人Bと

レセールと

なんて可愛いんだ赤ちゃんって…

でもやっぱり知らない人が抱くと泣いちゃうね、ごめんね。

Nさんが抱くとすぐに泣き止むんだからやっぱり親ってすごいな。1年前くらいまで一緒に酒飲んでベロベロになってたのになぁ…

もうすっかりパパママをやっていた(ちなみに奥さんもたまに一緒に立ち飲み屋に来ていたので全員知っている)

家族、だね

 

 

おわりに

最初から最後までトラブル続きだった。

Nさん宅を出たあとは歩いて最寄りの駅に歩いて向かい、名古屋駅へと帰路に着いた。

世界の車窓から(クソザコver)

まさか原付で海に向かった(着いてないけど)帰りに電車で帰ってくるなんて思いもしなかった。

だけど、おかげで赤ちゃんに挨拶もできたし、ライフガードを携えたレベルの低い「世界の車窓から」風の写真も収めることができた。

 

当初の目的地とはまったく異なる結果だったけどこれはこれで充実した過ごし方になったのは言うまでもない。

旅先でのトラブルなんて最終的にはどうにかなる。それを教えてくれたのは原付なのかもしれない。

 

 

 

残暑の、そんな1日だった

こんな夏がいつまでも続けばいい…

続けば…いいのに…

そう強く思った

思いませんか?

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★★

楽しさ:★★★★★

実用性:★★★

費用の掛からなさ:★★

おすすめ度:★★★★

 

おわり

書いているのか書かされているのか

特別お題「わたしがブログを書く理由

 

ブログを本格的にやろうと思ったのは28歳くらいのとき。

当時からよく行っていた立ち飲み屋でたまに喋る人がこう言っていたのが印象に残っている。「“今日”が人生で一番若いんだよ」

 

 

 

なんとなく過ごしてきた20何年間。日本人としてはかなり平均に近い歳の取り方をしてきたと思う。

そこそこの高校に行き、大学の受験勉強を頑張って、それなりに大学生活を楽しみ、就活で苦労して、就職して大変な思いをして、転職して、今の仕事に不満はありつつもまぁまぁな給料はもらえてるので週末になったら飲みに出掛ける、みたいな。

 

そんな人生を送ってきたもんだから、20後半になってなんとなく言葉に出来ない不安感があった。

「俺ってこのままでいいのかな…」

なにかを成したい気持ちになる。たぶん20後半って誰もがそんな年頃なんだと思う。

 

でも今まで積み上げてきたものが何もないことにも絶望する。

ふわっと生きてきたので積み上げが何もなく、何も成すことができないことに気付く。

このままじゃいけない、とは思ったけどどうしよう。そんなことを考えて結局動かないでいたときに聞いたのが「今日が人生で一番若い」というフレーズ。

 

「なにをやるにも遅すぎることはない」っていうフレーズはよく聞くけど、なんかそのフレーズだと動き出すまでには至らなかった。バイタリティある年上の人が言ってるだけのように聞こえたし「やれる人はどっちみちやれるんだよな」と思って自分の中に落とし込めなかった。

これに対して「今日が人生で一番若い」の説得力はえげつない。「何かをやるなら今日やった方がいいよ」と鼓舞されているようであり、「今日なにもやらないんですか?ふ~ん、まぁいいけど…。何もやらないんですね、へぇ~…」と脅迫されているようでもあった。

 

そんなわけで何かを積み上げようと思ってブログを始めた。

そのころちょうど初めて知った有名ブロガーやおもしろ記事の存在。文章と画像だけで人を笑わせるってすごくない?

自己分析の結果、自分は文章を書くこともどちらかと言うと得意な方だったし憧れもあって書き始めた。もちろん「広告収入も付けれるのええやん」とか「書いてるうちに文章力も上がって一石二鳥やん」という思いもあった。

 

 

そんなこんなで始めて2年半くらいになる。

最近は当初ほどの勢いはなくなったけど、明確に文章力が上がった。周りの友人にも見てもらって面白がってもらえてるようだし検索もそこそこ入るようになった。

でも別に広告収入がすごい入ってるわけでもないし、このブログの閲覧数がめちゃくちゃ多いわけでもない。

 

たまに「お金そんなに入るわけじゃないのになんで続けれるの?」と聞かれる。正直自分もそう思うんだけど、最近はもう「お金が入るから」とか「文章力を鍛えるため」とかの理由はかなり薄くなった。

自分のブログはどこかに出掛けたり食べたりとかの暇つぶしをテーマにしている。ブログを書こうと思ったらなにかしら行動しなきゃいけない。これはけっこう大変だ。けど、近頃はもはや「ブログを書くために行動する」というより「ブログを口実にして行動している」という表現の方がしっくりくる。主従がごちゃまぜになってきている。

これがまた面白いところだ。文章力を鍛えようと思ってたら行動力も上がったということだ。なにか口実がないとギリギリやらないようなことでも「ブログを書くため」という理由があるだけで行動に移すことができる。このおかげで確実に、休日や仕事終わりの後の時間の過ごし方が多様になったと思う。

 

ここまで続けられたのは、ブログという媒体が自分に合っていたというのもあるけど、当初の「何かを成したい」という思いもまだあるからだ。

2年半やっても何も成せてないし、成せるビジョンも今のところ全然顔を見せてくれないんだがブログを辞めるということももうないだろう、もはや生活習慣のようになっているから。

 

今後もブログを口実にしていろいろなことをやっていきたい。そしてもっと文章力に磨きをかけて、いつか何かを成せたらいいな。これからもそんなモチベーションで書いていきたい。

 

おわり

炊飯器で作ったプルドポークをアメリカ風ハンバーガーにしたら頭空っぽになった

 

アメリカンな食事がしたい。

そんな日がたまにある。

アメリカの食事のイメージはそう、とにかく肉 肉 肉だ。

そしてジャンキーな食事のイメージもあるだろう。

 

仕事でのストレスなどを感じると、食で晴らそうという傾向にある僕はちょくちょくそんな日がある。ドカ食いして気絶するように眠るとストレスがいくらか低減したように感じられる。

 

そんな、快楽的とも破滅的とも言える願望が常日頃からうすーく意識下にあるわけだが、いつまでもそんな破滅衝動を抱えて生きていたのでは身が持たない。

 

でも、うめぇもんをアホみたいに食ってそれでストレス解消になるならそれが一番いい。

シンプルイズベスト。

食レポも頭を空っぽにして「美味い」しか言えなくなりたい。なりたくない?

 

 

 

プルドポークのアメリカ風ハンバーガ

プルドポークってご存知だろうか。

簡単に言うと豚肉の塊を繊維状になるまで火を入れまくった料理だ。


www.youtube.com

アメリカの代表的なストリートフードでもあるらしい。

 

これをバンズに挟んだハンバーガーの味なんて火を見るよりも明らか。これなら頭を空っぽにして「美味い」しか言えないはず。

 

さっそく作っていくが、本来の作り方だとけっこう手間が掛かりそうなので炊飯器で簡単に作る方法を検索してそれで作っていく。(「プルドポーク 炊飯器」で調べるといっぱい出てきます)

 

それでは…

※「調理」で調べて出てきたフリー素材(文字は加工)

 

調味料を炊飯器に入れ、表面を焼いた豚肉をそこへドン。

普通炊飯して1時間ほど保温にしておけばそれで完成!

なんと簡単だろうか。

 

すぐ出来た。あとはバンズの用意と盛り付け。

こういう調理の時、こういう手袋しがち

バンズもバターで焼いちゃう!

うひょひょ~ww
塊肉が手で裂けちゃうぜwww

 

 

 

食べちゃう

ごくり…。

がぶり。

咀嚼、咀嚼、咀嚼…

 

 

 

ひぇ~~~~~~

ど、どっひゃ~~~~~!!!!

 

美味い!美味~い!!おいっしーーー!!!!

※「歓喜」で調べて出てきたフリー素材

やったやったー!!!!

これだこれこれー!!!!!

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

/ウマイ\   /ワーワー\  /ウマー\

……………

…………

……

 

 

 

 

 

…その後、「美味い」コールは三日三晩鳴りやまず、プルドポークで作るハンバーガーは人々の間で語り継がれる存在になったと言う。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★★

実用性:★★★★★

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★★⋆

 

おわり

オモシロい記事が書きたい!

 

オモシロい記事が書けない理由

 

 

 

オモシロい記事を書く方法3選!

(守)マネをする



(破)自分の殻を破る




(離)独自の書き方を創る



 

 

まとめ



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

 

!?

 

!?



 

 

オッァラァァァ

………ビキッ

 






 

コンニチワッ

 

 

 

 

 

 

⇓タップしてみて

冒頭からほぼ全部画像

小学生のころ通学路で行けなかったあの道や懐かしの道を行き、恐怖と懐古を乗り越えた先には悲しさがあった

先日、引っ越し前の家に帰る用事があった。

この日は超夏日でめちゃ暑かったんだけど、晴れすぎてて太陽を浴びていたら頭が退行して小学生レベルになっちゃってた。

なのであの頃の通学路を歩きたくなった。

 

なんか怖かったあの頃

6年間ずーっと同じ道を往復してたわけだ。

朝は基本、同じ地区の子で構成された班で登校し、帰り道では友達と一緒に遊んだり喋ったりしながら帰っていた。

通学している小学生の男の子のイラスト

しかしタイミングによっては一人の時もあった。

6年間ずーっと同じ道を歩いているとさすがに飽きる。「この道ってどこ繋がってるんだろう…」とか「あの階段登ったらどうなるの?」とかは常に頭の片隅にありながら登下校する日々。

 

そんな好奇心はあったけどその先に行くのはなんか怖かった…!

小学生だからこその臆病さ、力の無さ。「知らない道行って帰れなくなったらどうしよ…」と行動より前に思っちゃう子どもだった。なので結局はその道の先を6年間で知ることはなかった。

こうなるのが怖すぎた

 

時が経ち、いい大人になった。

もはや迷子になる恐怖は皆無。大人はスマホで地図を見れるし、帰る時は車だ。スマホの地図アプリを見ている人のイラスト(男性)

子どもの頃抱いていた漠然とした恐怖など大人パワーでねじ伏せることができる。

 

行ってやろうじゃないか、あの頃行けなかったあの道を。

 

 

 

大人パワーで踏破する

車で引っ越し前の家に向かう。

田舎だとは思っていたけど、住んでいた当時は「めちゃくちゃな田舎ではない」と勝手に思っていた。が、久しぶりに帰ってきたら田舎すぎる。

でも最高。最高に夏が合う。ぼくのなつやすみが始まりそう。

良すぎ

 

行き

家で用事を済ませ、早速外にでる。

家の近くでも行けてない道はたくさんある。

この先は…

この公園だったのか

草が生えすぎている。見覚えがある公園だがただただ草が生えていた。

最近の子どもは公園で遊んだりしないのかな…、それとも少子化かな…。

 

しばらく歩くと登校する時の集合場所だったところに着いた。

懐かしい

この謎の祠みたいなのまだあったんだ。てか今見てもなにかわかんないな。大人になっても謎のことはたくさんあるんだね。

 

さて、また歩いて行ったことがない道を目指す。

この先は確か道が目の字になっていることは知っている。帰り道の脇ではあったけど、わざわざ遠回りすることを分かっていてこの道を行ってみようという気にはさすがに当時ならなかった。ので行ってみよう。

上まで登りきると小さな公園があった。こんなところにも公園があったのか。こちらの公園はけっこう手入れされている印象だな。雑草も生えてないし花壇的なものもある。

さっきとけっこう近いけどこんなに差が出るものなんだね。

 

外は灼熱だけど、ここまで歩いていて非常に楽しい。あの時こうだったな、ああだったなとかいろいろな回想シーンが思い浮かぶ。駄菓子買ったり、途中でおばあちゃんの家寄ったりさ…、涙でそう。

そういえば小学生の頃は登校するのに歩いて50分くらい掛かっていたと思う。暑くてもわりかし外を歩くのが苦手じゃないのはあの時の経験が生きているような気がする。

 

そんなこんなで通学路を突き進む。

自分としてはここからが本格的な通学路という認識でいる。

この道も今見るとけっこうワクワクする。あの頃は確かまだこの停止線以降ら辺からはジャリ道だったと思う。子供ながらに「ここ以降は歩行者の道だ!」とか思っていたな。まぁ普通に車も通るけど。

 

この道を進むとこんな場所に出る。

ここすごくないか。田舎すぎないか。しかもここジャリ道だったわけだからね。

左側に竹が見えるけど、ここに入ってちっちゃい竹を取って「タケノコ!」とかはしゃいでいたのが懐かしい。

 

さらに進んでいくと陶芸所のような建物がある。瀬戸なので窯業が盛んだったりする。瀬戸物の瀬戸なのだ。まぁ僕が小学生の時くらいには下火になってきていた印象ではあるが、ここもまだ残っていてなんかホッとした。

ここまででだいたい半分くらい。

しかしながら、この時点でもうすでに気持ちが悪いほどにノスタルジックな気持ちになっていた。もう行ったことない道とか関係なしに“良さ”があふれ出ている。

頭の中ではスピッツがずっと歌っていた。スターゲイザーか美しい鰭を。


www.youtube.com


www.youtube.com

 

いや、春の歌も歌ってたな。


www.youtube.com

 

 

そんなこんなで分かれ道。

ここ、よく一緒に帰ってた友達と別れる分岐路。あぁあなんかエモい。学校方面は右の道なので帰りは右奥から歩いてきて、この交差点で別れてたんだよね。

この時の僕は確実にランドセルを背負って歩いていたわけか…。そんな尊い光景を演出している時期が僕にもあったんだねぇ。

 

ちなみに先ほどの分岐路の左側の道は遠回りになるけど学校方面ではあるのでたまに通っていた。さきほどの右側の道の途中にあった階段を登れば左側の道に合流できるのだが…

階段はなくなっていた。

手すりが一応残っているから分かるけど知らない子は知らないだろうな、ここに階段があったこと。

 

 

 

あー!ここあったな~そういえば。

こういう、車が通れない細道って行きたくなるよね。小学生の頃は行けなかったけどそういえばここはどこに繋がるんだ?

 

 

しかし行ってみればなんのことはない。大通りの道路に出るだけだった。

あの時感じていた恐怖は何だったんだろう。今となってはあの時の感情が非常に些細なものだったように思える。

あの時の怖さが当たり前に怖くないこの状態は成長したってことなんだろうけど、当時の感じ方は留めておきたいなと思った。「こんな小さなことを怖がっていたんだな」と自覚しておくのは大事な気がする。いまや怖くないけど、これを怖いと感じる小学生がいる事実があるということ。何事も、初心を忘れなければ傲慢にならない。

 

 

そこからちょこっと歩くと、小学校に着いた。

ここで学んでいました

あー心が洗われる…。歩いただけなのに心が洗濯されました。

ここまで歩いた中のところどころで記憶がフラッシュバックのように思い出された。それこそ、あの時のにおいや感じ方までもふっと沸きあがってくるようだった。当時の通学路を歩くのは、たぶんアハ体験と同等の効能があると思う。

 

帰り

ひとしきり小学校を眺めたりしたので帰路に着く。

卒業の時に作るこういうのあったな
自分が作ったやつは見つけられなかった

 

ここまででかなり満足していたので帰りは流しながら帰る。

ほー、こんな道もあったか…

廃井戸あるやん!

陶器の町感ある良さげな道やな




この道の左を行くと、行きの道で潰れていた階段の上に着くことができる。確か階段を登った先は広場兼駐車場のような感じだった気がするが…

 

 

 

太陽光発電に埋め尽くされとるやん…

こんな悲しいことある?太陽光発電とか一番ワクワクしない…

というか、だからあの階段が潰れていたわけか…。余計に悲しい。

 

 

気を取り直して散策。

なんだこの道!この先絶対トトロおる!

(トトロ)出るぞ…出るぞ…

あっ…?ここは…

廃園してしまった母園じゃねーか!!

中学か高校生くらいには廃園してしまっていたがめちゃくちゃ久しぶりに見たら遊具も全部撤去されてるじゃないか。

まっさらになってしまった園は物悲しさが際立つな。今でも思い出せるその遊具やあの遊具で園児の僕は元気いっぱい遊んでいたんだぜ…。

 

最後の〆はけっこう好きだった公園で休んでから帰ろう。

その公園は当時でも「すごい道だ」と思っていた道を抜けた先にある。

 

大きく出た名前の公園

この公園ね、水琴窟があるんですよ水琴窟(すいきんくつ)。知ってる?水琴窟。

水を地面にかけ筒状のものを地面に立てて耳を当てると、水が地中の空洞?を伝う音が聞こえるっていう最高にアツいアトラクション。

あの時は無駄に聞いてたなぁこの音。さて久しぶりに聞いてみ…る…

す、すいきんくつー!!!

見るも無残に手入れがされてないじゃないか。残念ながら地中の空洞を水が伝う音は聞くことが出来なかった。

 

この世は諸行無常だぁ…

 

 

 

おわりに(田舎レベルと記憶力)

久しぶりに通学路とその脇道やらを歩いたが結構あっという間だった。

 

驚いたのは意外と覚えていることが多かったということ。あの家はああだったとか、あの場所は元は〇〇だったとか、究極を言えばどこに犬の糞が落ちてたかすら部分的に覚えていた。

たった6年の記憶なのにすごいことだよ。直近の6年間のことなんて記憶がかなりうっすらしているのに。

 

また、改めて見るとかなり田舎レベルが高いことも認識できた。だって通学路で信号を渡るの2回だもん。

田舎レベルMaxが10だとしたら6~7くらいには迫っているんじゃなかろうか。みなさんの通学路は田舎レベルいくつですか?

 

最終的に、トータルでは1時間40分ほどのウォーキングをしていたようだ。

歩くのはまったく苦には感じなかった。

ただ、記憶の中では活気があった場所が、実際には朽ちていたり無くなっていたり別のものに置き換わっている様子は何とも言えない悲しさがあった。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★★★

実用性:★★★

費用の掛からなさ:★★★★★

おすすめ度:★★★★⋆

 

おわり

タトゥーのデザインにはどんな意味があるのか?デメリットやメリットも含め、入れてる人に聞いてみた

日本ってタトゥーに厳しいよね

でも厳しいことがわかっていてもタトゥーを入れる人はたくさんいる。なぜ入れるのだろうか、どんな思いで入れるのだろうか、入れたことで普段どんなメリット/デメリットを感じているのだろうか。

まったく未知の世界なので実際に入れている人に聞いてみた。

タトゥーに対する先入観

ちょくちょく話題に挙がるタトゥーへの感じ方などのツイート。感じ方は人それぞれとは言ってもやはり日本でのタトゥーへの偏見はどうしても付きまとう。

 

理由は怖さから来るものがほとんどだと思う。

やっぱり元々日本ではヤ〇ザが入れているもの、という文化があるから当然ではある。それゆえに「タトゥーや刺青を入れている=怖い人」という公式があるのはしょうがないと思う。

 

筆者も同じくそう感じていたんだが、最近は必ずしもそうではないなと思うようになってきた。

なぜかと言うと、よく行く立ち飲み屋の店主がタトゥーをめちゃくちゃ入れてるのだが、彼の人柄がめちゃくちゃ良いからだ。

彼は年下であり、その立ち飲み屋以外でも個別で飲んだり常連たちとゴルフをしたりする仲で、もはや友人である。そんな感じだから上記の公式がすべてではないなと思える。

 

しかしそこで疑問に思うのは、そんな人がなぜタトゥーを入れるのか?という点。

日本において先入観がある以上、それは甘んじて受け入れなければならなくなるはず。一般から見たらいばらの道のように思えるがどういった理由があるのだろうか。

先日一緒に飲む機会があったので、入れた経緯とかも含め本人に直接聞いてみた。

 

 

 

実際どうなん?聞いてみた

ということで彼が立ち飲み屋を休むタイミングで飲みに誘った。

某店舗にて小さく収まっている彼

お疲れ~。ちょっと聞かしてよ。

もちろんいいすよ!なんでも聞いてください!

めっちゃ気さくな彼。このブログのことも見て応援してくれてる。

お~い見てる~?

 

ありがと。じゃあまずは~、最初に入れたタトゥーはなにで、なんでそれを入れたの?

ほんとの最初のきっかけは銭湯で見た登り鯉ですね。バチバチに入ってる姿がかっこよくて。

で、それからタトゥーかっこいいなと思って入れようと思ってました。20歳のときに初めて入れたんですけど最初は自分の好きなエミネムの曲の歌詞と曲名です。

おーいいね。好きなもの入れるのは王道そう。

「かっこいい」から興味を持つのはなんでもそうだよね。実際、タバコとかも同じだと思う。そこから最初に入れたのが自分の好きなアーティストってのも定石な気がする。「好きなアーティストは年とっても好きですからね」とも言っていたがその通りだろうな。自分も子供の頃から好きなものは今も好きだし今後も好きだもんな。

 

 

なるほど、最初はそんな感じだったんだ。

え~じゃあ、タトゥーについて知らん過ぎるからそもそもなんだけど、タトゥーってどうやって入れるもんなの?

普通だと、予約入れて彫り師とカウンセリング(どんなものを入れるかの相談)して下絵を描いてもらって、それでよければ施術の予約をして…みたいな流れです。

ただ、僕の場合はもう彫り師の人と直接連絡取ってるんで、場合によってはイメージの事前連絡して当日で彫っちゃうなんてこともあります。

タトゥーについて全然知らなかったけど、漠然ともっと慎重に時間をかけて決めていくもんだと思っていた。もちろんスタジオや彫り師によって違うと思うけど、実際は思っていたよりとんとん拍子のようだ。ざっくり聞いた印象としては美容院で髪型を決めるノリと似ているかもしれない。

 

 

あとは定番の柄を入れるパターンもありますね。例えばこれはマネーローズってやつです。

お札でバラを形作ってます。

こういう定番もあれば、自分で画像とかを持ち込んでそのまま入れてもらうとかもできます。ただタブーもあって、タトゥーってのは彫り師のひとつの作品でもあるので、定番や既存キャラとか以外の柄で他とまったく一緒ってのはNGですね。

マネとかはダメなんだ…。これまた全然知らない文化に触れた気分。でもよく考えたら和彫りとかでもまったく一緒の柄の人とか確かに見たことないよな(”鯉が描かれてる”ってのが一緒だったとしてもまったく一緒ではない)、まぁそこまで見たことあるわけじゃないけど…なんとなく理解できる。

 

ある程度彫り師の人に任せるのもリスペクトなんですよね。僕は最近はフリーハンドでお願いすることもあります。

えっ?フリーハンド?

もうね、最近は空白が埋まればなんでもいい状態になっちゃってます笑

彼、ハイになっちゃってます。タトゥーハイ。

 

えってか痛くないの?

いや、めっちゃ痛いっす。

体よじるくらい痛いんですよ。しかもそれが数時間。でも僕はそんな中でも平気な顔するようにしてますね笑

謎の強がりを見せているらしい。

しかしながらやはり想像以上の痛みは伴うわけだ。そんな苦痛を受け入れてまで入れる理由とはなんなのか。

 

かなり痛いんじゃんw

そんな痛い思いして入れて、なんかメリット感じることある?

基本ないですw

まぁ強いて言うなら、人付き合いしやすいですね。

どういうこと?

この見た目じゃないですか。初対面の人は評価がマイナスからになるわけですよ。そこをね、ちょちょっと礼儀正しくすれば…ですね。いやらしい話ですけど笑

それ自分もまんまと術中にハマってるわw

初めて彼の店に行ったとき、「うわ怖そう」と思ったが接客を受けて「この子ええ子やん?」と簡単になったことを思い出した。

 

へ~じゃあ逆にデメリット感じたことは?

まぁ温泉入れないとかありますけど、それはタトゥー入れる前から分かってたんで置いといて…

一番困ったのは免許取る時でしたね~。時間に余裕なかったので合宿で取ろうとしたんですけど受け入れてくれるところが全然ないんですよ。紹介所みたいなとこで聞いてもらったんですけど3か所だけでした。

え~そうなんだ!それは近場で3か所ってこと?

いや、全国で。全国で3か所。福岡、青森、新潟だけです。

マジかw それはキツイなぁ

なので結局通いで取りました。詰め詰めで1か月以内に免許取りましたね笑

あとは場所によってはクラブに入れないとかもあるとか。タトゥー規制に地域差があるってのも不思議な話だ。

 

 

まぁあれですね、基本はメリットないしデメリットが多いんで入れない方がいいと思います。

たまに「なんでタトゥー入ってるだけで温泉入れないんだ」とかいう人がいますけどあれは違うと思いますね。それを分かった上で入れないと。

お~かっこいい。でもそこまで言って、それでもタトゥー入れ続けてるのはなんで?

カッケーからです。これに尽きます。自己満です。風呂で一人でニヤニヤするためっす笑

清々しいほどの答えだ。シンプルにカッコいいから。それでいてしっかりとした覚悟もあって入れている彼はさすがの好青年。

いろんな制約があることは理解しておかないとね。そして後で文句を言わないこと。生半可では入れない方がいいと彼も言っていた。

 

 

 

おわりに

自分で入れようと思ったことがなかったので知らないことばかりだった。いろいろ話を聞いて未知の文化に触れた気分。

 

しかし、やはり聞けば聞くほど「タトゥーや刺青を入れている=怖い人」というのはただの先入観でしかなかった。

彼も「タトゥー入れてる人は良い人しかいないっす」と言っていた。(彼がいいやつだから周りにいい人が集まってるんだと思うけど)

 

とはいえ世間の目の大多数はその先入観を持っているのは事実だし、いろんな制約がいきなりなくなるわけではない。日本には日本のルールが昔からあるから。

彼も「ルール守らんのはダサいっす」と言っていた。

 

ちなみに、このお店の店員さん(女性)もタトゥーを入れているらしく経緯を聞いてみたところ、「グアムでお酒飲んで酔った勢いで入れちゃいましたw」とのことだった。

「軽っw」と言っちゃったけど実際理由ってそのくらいなのかも。入れてない人もタトゥーへの理解が必要だなと感じた。

 

 

 

その他ギャラリー

ガラスの破片にスポンジボブなど

トムとジェリーの仮面やベティちゃんなど

ベノムに寄生されているエミネム

アイアンマンの名ゼリフで紡がれた糸を出してるスパイダーマン

 

 

 

ちなみに、彼の本名はレセール。なので一応最後に聞いておいた。

タトゥーって消セールの?

消せません。

…おあとがよろしいようで。

 

地元(愛知県)の知らん郷土料理を作って食べてみたけど根底はやはり愛知県だった

全然馴染んでない郷土料理がいっぱいある

先日、なにげなくテレビを見ていたらロケ地の一般家庭にお邪魔して郷土料理を作ってもらいそれを食べまくるという企画をやっていた。

他県の話だったのでもちろん見たことも聞いたこともない郷土料理だったが、それを作っていた一般家庭のお母さんたちもなんとなくその料理に対してよそよそしい感じが出ているように見えた。

常にこの世に対して斜に構えている僕からは「その郷土料理ってほんとにいつも食べてるものなの~?」と思えてしまった。僕は基本的にひねくれている。

 

でも実際どうだろうか。「郷土料理」と言われて自分の地元の郷土料理がなにか思い浮かぶだろうか。

ご当地グルメだったらいっぱいある。愛知県、というか名古屋であればみそかつや手羽先、あんかけスパきしめんなどなどかなり種類があるし、自分の食生活に馴染みのある料理もいっぱいある。

いらすとやで「名古屋」で調べた1ページ目でこんなに出てくる
ちなみに右上の「愛知県のキャラクター」は今まで一回も愛知で見たことがない

しかし、「郷土料理」ってなんだ?

なんなんだ?

 

調べてみても提供してる店はほとんどないっぽい

まずは愛知県の郷土料理がなんなのかを調べてみた。

冒頭のテレビの「農林水産省 うちの郷土料理」で検索するとこのページが出てくる。

www.maff.go.jp

(自分の地元の郷土料理が気になる人はチェックチェック!)

 

こんな感じで都道府県別に見ることが出来る。

 

 

早速愛知県を見てみると…

「あ~!そういえばあるね!」というもの

「誰だキミは」というものが入り混じっていた。

 

「あ~!そういえばあるね!」は例えば、鬼まんじゅうや五平餅など。

有名どころで言えば、きしめん味噌煮込みうどんも郷土料理の枠に入るようだ。

 

一方で「誰だキミは」な郷土料理は、じょじょ切りや黄いないおこわなど。

ジョジョの奇妙な冒険と何か関係が?

「黄色い」を「黄いない」と言う愛知の方言があった気がする
だとしたらネーミングが直球すぎる

まぁただ、単純に自分が知らないってだけの可能性も高い。愛知はけっこう広いので、例えばじょじょ切りで書かれている渥美半島は旅行でしか行ったことないくらいだ。
しかも本当の地元でも知らなかったというパターンがある。2年くらい前におこしもちというものが愛知限定の風習だと知った時は衝撃を受けたものだ。

miunderbar.hatenablog.com

 

 

有名な郷土料理を味わうことができるお店は各所にある。きしめん味噌煮込みうどん、味噌おでんや五平餅なんかも置いてそうなお店に行けばあってもおかしくない。

しかし…!しかしだ。じょじょ切りや黄いないおこわ、酢味噌そうめんやかりもりの粕漬けとかは今だ愛知の飲食店で見たことはない。(もし取り扱ってる飲食店さんがあったらごめんなさい)

今回気になってざっくりとネットでも調べてみたけど、名古屋駅周辺ではそれらマイナーな郷土料理を扱っているお店は見つからなかった。

 

 

 

自分で作っちゃお!

なのでマイナー郷土料理は自分で作るしかない。どんな感じなのか気になっているので簡単に作れそうなやつを作って食べてみようと思う。

 

まずは酢味噌そうめん。季節的にもそうめんが食べたかったのでぴったりの一品だ。

味噌に酢という組み合わせは名古屋でも聞いたことがない。でも言われてみれば、味噌の濃さを酢でさっぱりさせるという発想は理にかなってる気がする。

 

作り方は簡単だ。味噌に酢を混ぜるだけ。

赤味噌はさすが愛知県なだけあって、こんなタイプのものが市販されている。

お湯でとくだけで赤味噌汁が出来る

 

これを酢と混ぜて、

 

そうめんにかければ出来上がり。

自家製 酢味噌そうめん

うん、味噌カツとかが好きな自分にとっては全然悪くない見た目だ。味噌を憎んでいる人からしたら最悪の見た目かもしれない。

 

 

 

次に作るのはじょじょ切り。見た目も名前もマジで未知。ただ、作り方を見るとどうやらおしるこ的な料理のようだ。

茹でた小豆と小麦粉で作った麺を、水・砂糖・塩で煮込み味を調えて完成とのこと。

赤飯用だけど水煮されているのでこちらで代用

小麦粉に少量の水を混ぜて伸ばし、

切って茹でる。

水煮あずきと砂糖大さじ4を投入。(砂糖の量がえげつない)

 

完成!自家製 じょじょ切り

見た感じかなりおしるこに近い。お餅の代わりにうどんもしくはきしめんを入れた感じだろうか。
しかし砂糖の量が尋常ではなかったのでかなり怖い。愛知は“味の濃さ”に対してあまりブレーキをかけない傾向があるので、この砂糖の量が常識の範囲内にいるのか非常に気がかりではある。

 

 

 

愛知県の郷土料理は良い意味で期待通り

それでは早速ご賞味していく。

 

酢味噌そうめんから。

このビジュアル。茶色。ザ・名古屋。

唯一心配なのは酢とそうめんの相性が良くないということ。芸人がそうめんを酢につけて食べて「ぶほっっ」となっているのを見たことがある。

 

そんな懸念をよそに、実際に食べてみると酢は完全に味噌に完敗していた。

服従させられていた、という表現の方が近いかもしれない。ほんの少しのさわやかさはあるが、赤味噌が「主役は俺だ」と言わんばかり。酢はコテンパンにされた上で、赤味噌を引き立たせるために引きずり回されている、そんなイメージ映像が脳裏によぎった。

 

味としては完全に名古屋色に染まっている。シンプルにさらっとした赤味噌でそうめんを食べている感じ。濃いめの味噌カツのカツが麺に代わってる感じ、というのが伝わりやすいかも。

口当たりが「するっ」じゃなくて「ドゥルルっ」なので、サラッと食える感じではないんだが、よく訓練された愛知県人である僕は美味しくいただいた。実家でそうめんが出た次の日、赤味噌汁にそうめんを入れていたのを思い出した。

 

 

次はじょじょ切り。

食べる前の砂糖の量にかなりビビっていたが、食べてみて衝撃。

味は意外とまとまっていた。意外とイケるやん!と良い意味で期待を裏切ってくれた。

 

ただ食べ進めると気付く、これはおしるこにうどんぽいものが入ってるだけだと。

まぁ麺は小麦なので一応はご飯ぽさも残ってる。しかしご飯として捉えるとするとこれをどのタイミングで食べればいいのだろうか、アメリカンドッグと同じくらい謎だった。

 

食べ終えてしばらくすると急激な眠気が…。血糖値が爆上がりしてるのが感じとれる。この心地よさはある意味ごちそうなのかも、と最後には思った。

 

 

 

知らん郷土料理だったけど、思っていた通りではあった。

県外の人は名古屋(愛知県)の飯と聞いて、まず真っ先に「味が濃い」と想像するだろうと思う。

 

その思い込み、

 

まぁ実際のところもう少し正確に言うと、「食材の味を調味料等で底上げしがち」ということなんだと思う。結果的に味が濃い傾向になる。

それを良しとするかは人それぞれだと思うけど、僕としては好きだし今回の郷土料理もそれに沿ってて期待通りの出来だった。満足。

 

 

 

おわりに

根底の部分では愛知県の味を感じられたけど、そうは言ってもやはり馴染みのなさは拭えない。最後に馴染みの郷土料理を食べて中和しておきたい。

 

マジで愛知県人の生活に根付いている郷土料理を紹介しておく。

袋めんの味噌煮込みうどんと鬼まんじゅう

寿がきやが手掛けるこの味噌煮込みうどんはおそらく全愛知県人が食べたことがあり、かつ大好きな郷土料理だ。実は愛知県人は、スガキヤ店舗で食べるラーメンよりこの袋めんの方が好きだ(と思う)。

また、鬼まんじゅうは正直全国区だと思っていたので冒頭のサイトを見て驚いた。サツマイモのほのかな甘みをギュッ!!!と濃縮したまんじゅうで、見た目はサツマイモをどろどろに溶かして再成形した感じなんだが、味もまったくその通りのまんじゅう。なぜか小さいころから知っているのでおそらくは給食などで供されていたのだろうか。

 

これらは地元に密着しているスーパーならだいたい取り揃えている。

安心の並び。
土曜日の昼が想起される。

やっぱり馴染みのある郷土料理も美味しいね。

 

でも自分の地元なのに知らない郷土料理があるという事実だけでちょっと面白いので、暇つぶし程度に冒頭のサイトを見てみることはおすすめする。

郷土料理サイドもそのくらいの感覚で見てもらった方が気が楽だと思う。「こんな料理あるんだ、へぇ~」くらいがちょうどいい温度感。無理に知名度上げようとかそんな気持ちは郷土料理側もないだろう。

僕は今回作って食べてみたけど、まぁ、そういうことにしておこう。

 

おわり

ゼルダの伝説(ブレワイ&ティアキン)のパラセールをマネして現実で空を舞いたい

ゼルダの伝説BotWからのTotK

任天堂Switchの大ヒット作「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」&「ティアーズオブザキングダム」

まさに神ゲーというにふさわしい本作。YouTubeでも多くの実況プレイ動画や攻略動画、やりこみ動画などがアップされ続けています。

 

筆者も前作をプレイした時、興奮してマスターソードを作りました。

miunderbar.hatenablog.com

続編新作であるティアーズオブザキングダムで久しぶりにゼルダの伝説をプレイし、ゼルダ熱が再燃しています。

 

こうなったら“あれ”を作ってみるか…!

 

共通しているあのアイテムの矛盾点


www.youtube.com

 

もはやアクションの一部と言ってもいいんですが、このシリーズでお馴染みの「パラセール」というアイテムがあります。

これは見たことある人が多いと思うんですが、主人公のリンクが空中を滑空するためのアイテムです。ブレワイで登場したこのアイテムは、ダンジョン攻略や移動に用いられ、このゲームでは必須の存在です。必須すぎてアイテムであることすら忘れるレベルです。

 

そんなパラセールですが、筆者としてはひとつ納得がいっていない点がずっとありました。それは「どうやって持ち運んでいるのか?」という点。

見てもらえればわかる通り、パラセールは結構でかい。いや、こんなことを言い出したら「他のアイテムも持ち運べないでしょ」とか言いたい気持ちはわかる。僕だってその他の装備品や食材などのアイテムはゲーム的ご都合で持ち運べているということで納得している。

持ち運ぶアイテム=納得いく

 

しかし、パラセールはもはやアイテムではなくアクションの一部とも言えるのだ。つまり、リンクが今来ている服や装備している剣と盾と同様のレベルで、目に見えていないと納得がいかないのだ。

携えているアイテム=納得いかない

そんな感情をよそに、実際にリンクが滑空する時はおもむろに腰辺りをまさぐったのちに突然パラセールが現れ、それに掴まって滑空するようなアクションになっている。

 

こんな難癖は自分だって付けたくない。

でもこのゲームが大好きだからこそ気になってしまう。

好きな娘にイタズラしちゃう小学生のような心境だ。気になり出したら止まらないんだ。

 

ということで自分でこのもやもやは解決してみせる。

パラセールくらいの大きさのものを携帯でき、かつパラセールの機能をある程度こなすことができるものがあれば自分の中でも納得できるはずだ。

 

 

 

これが現実的解決策

かと言って1から全部作るのは困難だ。あれに似たパラセールは作れるだろうが、携帯性があり、パラセールの機能を担えるものを作れるほどの技量は持ち合わせていないのだ。

 

ということで考えました。既製品で携帯性があり、最もパラセールに近いもの。

それは折りたたみ傘です。

これであれば腰にぶら下げて携帯できるしバッと展開すればパラセールっぽくもある。

こいつに持ち手があればリンクも携えれるくらいのサイズ感だ。

 

持ち手部分も可変式であればより“リアル”だ。



これを折り畳み傘に付ければ、こうだ。

 

よし、見た目と機能は備わった。

あとは空中を移動してみよう。

 

 

 

これが勇者の滑空

今は夏だ。連日の猛暑は記録的。7月だというのに35℃を越えるのが普通な感じになっている。

でも、僕は外で、空中を、移動したかった。

だから年下の友人Bを誘った。動画を撮ってほしかった。

友人Bに依頼

深くは聞かないでいてくれる。なんて優しい奴なんだ。ちょっとは「どんなことするんですか?」とか聞いてほしかったけど逆に安心もした。「折り畳み傘のパラセールを試します」って答えたらたぶん来てくれないから。

 

なんやかんやで日曜の17時過ぎに合流。場所は名古屋のど真ん中にある若宮大通公園。この公園は高速道路の下にある長細い公園で、フリースペースでいろんなイベントをやっていたり、フットサルコートやバスケコートもあったりする。その日は10~20代くらいのアマチュア?な青年たちがキックボクシングの試合を繰り広げていた。

 

ここに来る途中に、今日なにがしたいかを友人Bに話した。「どういうことっすか??」と言われたので「見れば分かるから…」と返したけど、果たして本当に見ただけで分かるだろうか。

そんなことを思いつつ歩いていたら目的地に到着。

名古屋の真ん中にある若宮大通公園には実はターザンロープとトランポリンがある。

意外とノリノリな彼

 

折り畳み傘パラセールを作った時「ターザンロープで滑空すればパラセールっぽくなるんじゃないか」、そう思った。

ただそれだけのためにここに来ている。いい画を収めたい。

 

その前に普通にターザンロープをやってみる。

楽しぃぃ!

めっちゃ楽しかった。久しぶりにこの遊具やったけどこんなに楽しいんだ。何度か普通に遊んでいたら隣のコートでバスケしていた外人の人も寄ってきて遊んでいった。ちょっと怖かったので「アッ ドゾッ」しか言えなかった。

 

気を取り直してこのターザンロープで滑空を試みる。

偶然、服の色合いが友人Bと似ていた
僕は手持ちの服で最もリンクに近いコーディネートにしただけなので他意はない

 

傘を開き、持ち手を両手で持ちながら滑空するだけ。

あれ、持ち手を持つのって両手であって、ターザンロープを持つのも両手であって…。

無理じゃぁぁ

とんだ誤算だ。どうしよう。

 

何回かターザンロープをやって試行錯誤した結果、この方向性に定まった。

傘の柄をロープと同じ位置に据えて、腿でがっちりロープを挟み体を支え、両手で持ち手を持つ。良い画を撮る方法はこれしかない。

 

ただ難点があって、両手をロープから離すのはめっちゃ怖くて勇気がいるという点と普通に危ないという点。何回か試したけど、とりあえず腿でしっかり挟めていれば落ちるとかはなさそうな感覚ではあるが、ただただ怖い。

くそ、パラセールってこんなに怖いのか…!リンクってすげぇ…!だから勇者なんだ。

 

でも諦めない。僕だってマスターソード持ってるし。

ここからは後ろの歩道橋から撮ってもらった。

 

こわぃぃぃ

やはりどうしても片手になっちゃうな。

 

 

いっけぇぇ

何回かやると慣れてきた。

 

 

 

最終的に、これが最も成功に近かった。

パラセールでの滑空成功?

あと、挑戦に次ぐ挑戦により、腿が悲鳴を上げていた。内ももでほぼ全体重を支えていたので当然と言えば当然。

 

友人Bは「ロープから両手離せるのすごいっすね!怖くないんすか?」と言ってくれた。もちろん怖かった。

「自分はマスターソードを持っている」という点だけで頑張れたような気がする。まぁあと普通にターザンロープが楽しかったのでやり遂げられた。正直もうパラセールの完成度とかは度外視していた。

夏に外で友人とターザンロープをした。それだけでなんか良かった。

 

 

 

おわりに

当初思い描いた形とは少々異なるが、概ね目的は達成できたように思う。

リンクが持っているパラセールもこれくらいコンパクトになる機構であれば納得できる。(これで機能性があるかはわからないが…)

 

トータルで1時間くらい公園で遊んだ後、僕たちはいつも行っている立ち飲み屋に歩いて向かった。暑かったけどこんな日曜の夕方もたまにはアリか…。

 

その後日、少しゼルダの伝説をプレイした。

改めて見ると、パラセールは見栄えから何から何まで違っていて「あの日公園で何をしたんだっけ?」とはなったけど、無駄な休日ではなかったとも思っている。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★⋆

楽しさ:★★★★

実用性:★★

費用の掛からなさ:★★★

おすすめ度:★★★

 

おわり

【西友のカレーが安くて美味しい】レトルトカレー美味しさランキング!【無印良品に匹敵?】

西友レトルトカレーも侮ることなかれ!

レトルトカレー群雄割拠時代

無印良品でよく話題に挙がるレトルトカレー

その種類の多さはさることながら、評価されているのはやはりその味。

種類多っ!

どの種類のカレーもレベルが高く、本格的ながら日本人の舌にも合ったカレーだとよく聞きます。

 

しかし、唯一欠点を挙げるとしたらその値段ではないでしょうか。決して高いという訳じゃないはずなんですが、「レトルトカレーに300円か~…」と思ってしまう自分がいます。その値段を補って余りある味ではあるんですが、なぜか「レトルト」という点だけで評価が厳しくなってしまいます。

なんとなくですが、「レトルトカレーは200円以下」という線引きが自分の中にあるんですよね。

 

何回か買ったことはありますが、ちょっとした贅沢と捉えていつも食べてます。

そんな貧乏性の筆者ですが、美味しいカレー自体はもっと気軽に食べたい欲はあるんです。なぜ美味しいカレーを食べるのにちょっと気を張らなければならないのか。もっと安くても美味しいカレーはないのか…。

 

と、探していたら

 

それは

 

無印良品のカレーがすごすぎて知りませんでしたが、普通のスーパーのプライベートブランドもかなりカレーに力を入れているんですね。正直「レベルは知れてるだろ」とタカをくくってたけど、余裕でその認識を越えてきた。

 

種類を絞っているためか、その値段も抑えられているような気がするし、逆に種類が多すぎない方が選ぶときに気兼ねない。

そんな西友のカレーを食べ比べて個人的美味しさランキングを作ってみたのでご参考にどうぞ。

 

 

西友のカレーランキング

それぞれの味のレビューもしながら紹介していきます。

 

 

 

8位.クリーミーバターチキン

甘い!これは甘口カレーだ。

これは大人だと逆の意味で人を選ぶかも。辛さが苦手な人にはおすすめ。スパイス感もなくまさに日本人向けのカレーといった感じ。

けど一般的なハウスカレーとはさすがに一味違うので気分転換的に味わってみるといいかも。

 

 

7位.マッサマン

クリーミーさの主張強し。

生クリーム感がありまろやか。でも意外とさらさら。辛味は風味程度だけどしっかりカレーとしての味は保っている。辛めの味が好きな人には物足りなさを感じてしまうかも。異国を感じたいときにはぴったり。

 

 

6位.バターチキン

見た目はエビチリ。匂いはトマト感強め。スパイス感はあまり感じずクセも少ない。

でも奥の方には爽やかに感じるスパイスがいる。辛さもピリッとするくらいだが食べ続けてると汗が出る感じには辛い。肉はゴロッとしていて、しっかりと肉感を感じる、鶏胸肉かな?

 

 

5位.フォンブラン

においの第一印象は完全にカレーパンのカレー。味はどこかのチェーン店とかで食べたことがあるような…。

カレーよりハヤシライスとかビーフシチューの方が近いかも。と思っていたら最後に急に辛さが追いついてきた!最後はカレーだこれ!二度美味しいのかもしれない。

 

 

4位.ポモドーロ

においはかなりパスタソース。トマトの香りが食欲をそそる。

酸味が強くてそれとともに辛味も感じやすい。カレーっぽさは少なめだけどたまにこういうカレーを出すオシャレなカフェあるなーと言った感じ。パッケージに書いてあった通りパスタにかけても美味そうだけどそれにしては辛味が強い気がする。あくまでパスタソース寄りのカレーということですね。

 

 

3位.グリーン

温めるとかなりレモングラスが強く感じられる香り。食べてもレモングラス

それによって無印よりも日本人受けはしないかも…。でもどことなくクリーミーさも感じられてめちゃくちゃクセが強いというわけではなく食べやすい。辛さは抑えめ、あと引く感じではなくその場限りのタイプ。

 

 

2位.キーマ

一口たべるとカルダモーン!て感じ。

においからはちょっとひねってる感を受けるものの一般的なキーマカレーの範疇にはいますね。食べた印象は想像してた味とはかなり違う結構本格的な味だと思う。一般的な範疇ではあるけど、あんまり食べたことはないキーマカレーではあるかも。クセになりそうな味。

 

 

1位

麻辣ドライキーマ!

スパイシー!カルダモンも感じる。食感のなかにはシャクシャク感じるものもある。なんだろう、クワイかな?

中辛くらいの辛さで痺れるような辛味も感じる。完成度がかなり高い!クセはあるけどそれっぽさもあるのでこれを好きな大人は多そう。この味だけ他とは一線を画す完成度のような気がする。これは無印良品のレベルに届きうる…いやむしろ…?

 

 

 

無印良品の人気カレーも食べて比べてみる

ここまで西友のカレーを食べてみたけど、実際無印良品のカレーとどれくらい違うのだろうか。久しぶりに無印良品のカレーも食べてみて、違いを感じてみようと思う。なお、種類の多さ的にキリがないので無印良品のカレーでも人気かつ看板的な味を2種類選出した。

 

無印バターチキン

匂いはかなり日本人好み寄り。見た目もそこまでの赤みはない。

一口目からはスパイス感はあまりなく辛味もほぼない。しかしながら全体としてのまとまりやコク、品の良さみたいなものを感じる、価格のせいだろうか…。

スパイシー!というよりはクリーミーな感じ。鶏肉はぎゅむぎゅむなのでおそらく胸肉。大きさはさすがに西友より大きい。価格を占めてるのはほとんど鶏肉かな?

 

無印キーマ

けっこう見た目は水分ある感じ。スパイシーではあるけどそこまで主張はない。

具材も結構溶け込んでて形は残ってないかも。とにかく辛味が強い。でも美味さを感じれる辛さですね。普通に美味しいカレーって感じでクセはない。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

美味しさは主観ですが、とにかく西友のカレーもかなりレベルが高い!特に麻辣ドライキーマは食べたら驚くと思う。

 

そして気になるお値段ですが、西友のカレーはなんと200円アンダー

無印良品は300円オーバー、モノによっては400円オーバーもあるから倍くらいの開きがあるわけで、これなら何も気にせずパックカレーを召し上がれるというわけだ。

 

生活圏内に西友がある人はぜひ一度お試しを。

 

おわり

Windows10のSnipping Toolのアイコンってどう見ても切ったラディッシュにしか見えない

まずは落ち着いて、ニュートラルな目でこの画像を見てほしい。

……………

………

 

いかがだろうか。

どう見てもハサミの後ろのやつは輪切りのラディッシュではないだろうか。

 

このアイコンはWindows10でのSnipping Tool(画面切り取りできるツール)のため、最近はあまり見かけないが以前はこのアイコンを見るたびに「なぜラディッシュを後ろに据えているんだ…?」と不思議に思っていた。

 

久しぶりにこれを見かけ、この疑問が自分の中で再燃した。

どう見たってラディッシュだが、このツールの機能的に考えてそんなわけはない。かといってこれが何だと言われて誰も正確な答えは持ち合わせていないはずだ。

ネットで検索してみたが公式な答えらしきものは見つからなかった。

 

そもそも、このツールは基本的には画面を四角く切り取る。それなのに丸なのもおかしくないか?そしてなぜ端っこが赤いのだろうか。端っこが赤い丸いものって相当限られてくるはずだ。それこそラディッシュが最適解に思える。

 

まずはラディッシュを試してみる

気になることは試してみるのが一番いい。実際に作ってみたら「あれ?」と思う事もあるしその逆もまたしかり。

 

しかしスーパーはよく行くのだが、ラディッシュってあんまり見かけたことがない気がする。まぁラディッシュって洒落たカフェのサラダにしか入ってないからな(偏見)。一人暮らしの男とは縁遠い野菜ではある。

 

1店舗目

ない

2店舗目

ない!

3店舗目

ない!!

 

全然ないorz

もはやこの記事を書くことも断念せざるを得ないかと思われた。検証できなくては成立しないのだ。

 

諦めかけたが…4店舗目でついに…!

執念

 

さっそく切ってみた。

この時点でかなりSnipping Toolである。

 

手持ちのハサミを添えてみると…

!!

かなり近いですよこれは!


やはり思った通りだ。赤みも近しいものがある。無加工でここまで近いものが他にあるんだろうか。

まぁしかし、当初から懸念はしていたが、アイコンにはある横線がラディッシュには当然ない。繊維はもちろん放射状に延びているのでその点は少しマイナスか。

 

 

 

ネットの声を聞いてみる

筆者としては完全にラディッシュにしか見えないのだが、さきほどの懸念点(横線がない)を加味すると、もっと近しいものがあるのかもしれない。検索では出てこなかったが、質問サイトで質問してみたらなにかしらの答えが出てくるに違いない。

 

完璧な質問

(質問サイト⇒コロモー 答えをアゲてく質問サイト (coromoo.com)

 

こんなよくわからない質問にもネットの人は答えてくれるんだろうか…。若干、「いくら暇って言ってもこんな質問には答えてくれんやろ…」と思いつつも、淡い期待を抱く。

誰も答えてくれなかったらどうしようかな、とも思っていたけど意外と一瞬で2件答えが返ってきた。

え!確かに!!
切ったかまぼこを2つくっ付けたらそれっぽく見えるような気がする!

さすがはインターネット。こんな質問に回答が付くのも驚きだがこの早さや精度にも驚かされる。

ちなみにもう一つの回答はルーズリーフを丸く切ったものとのことだったが、それだと意思を持って丸く切る必要があるし端っこも赤く塗らなきゃいけないので、自分ルールの中ではレギュレーション違反気味かなと思った。

 

かまぼこはどこのスーパーでも簡単に手に入る。検証もしやすく筆者にとって優しい。

すぐにやってみた。

 

近くのスーパーでかまぼこを買ってきた。普通のかまぼこは端がピンクのイメージだが、めでたい用なのか赤いのも売っていた。これはラディッシュ越えあるぞ。

 

薄めに切って並べてみると…

これは…

ハサミも寄せたことで相当近しくなっている!

なんてこったい…

 

もしかして正解は「切ったかまぼこ2枚並べ」だというのか?

天下のWindowsはそんなことをするのか?逆にそんな革新性を持っているから天下なのかい?

 

 

 

でも、そんなはずはない…だってかまぼこってたぶん日本にしかないし…

 

ハサミではなく包丁で切るものだし…

 

基本的に半円のものだし…

 

お酒にも合うし…

その日のうちに美味しく頂いた

 

 

 

周りの人たちに聞いてみた

ネットの情報は頼りになるが、頼りすぎてもいけない。リアルの声も参考にしてこそ真理に近付けるというものだ。

と言うことで、飲み屋で出会った友人たちにあのアイコンが何に見えるかを聞いてみた。ちなみに幅広い意見の方が正解に近付けると思ったため、年下・同い年・年上に聞いてみた。

 

 

 

年上の人

 

シュポッ

確かに。めちゃくちゃしっくりくる。ネームプレートであれば楕円なのも端が赤いのもすごく納得できる。あと罫線が入ってるのも名前を書くためと言われれば申し分ない。ハサミも文房具繋がりでギリギリ納得できる範囲にいる。

この人は金融系の仕事のため、“答え”に一番近いところを知っているのかもしれない。今度お礼を言おう。

 

 

 

同い年

 

シュポッ

試されていると思ったのか好戦的である。

しかしながらワッペンという回答もまぁまぁ納得できる。本来の機能とは違うけど、ハサミが置かれているのもそういう意味では合っている気がする。

 

 

 

もう一人同い年

 

シュポッ

新たな見解。確かに単体で見るとそれっぽく見える。しかしそれだとハサミの意味がよくわからないし組み合わせとして変だ。…いや、もしかしたら彼にとっては別に変じゃないのかもしれない。

でもどう考えても変なのでやっぱり彼は変な人なんだろう。

 

 

 

年下

 

シュポッ

こいつは変すぎる。

こんな回答はまったく想定していなかった。どう見たら鏡なのだろう。もしかして背景のことを言っているのだろうか…。それともこういうこと?

ちょうど同じ形状の鏡が家にあった

それにしたってこんな共感できないことがあるのか。もしこれがなんらかの診断だったとしたらその結果は「あなたは共感が得られにくいタイプ」になるに違いない。

 

 

 

まとめ(結局あのアイコンはなんなのか)

結論、いろんな人に聞いてみたら余計よくわからなくなった。

しかし、いろんな人の意見を聞いてみても、やはり自分にはあのアイコンはどう見ても切ったラディッシュにしか見えない。そこは変わらない。

 

驚いたのは、みんなそれぞれで見えてるものが違ったこと。同じものを見てるって言うのにここまで意見が割れるとは思ってもいなかったしラディッシュ派がいなかったこともびっくり。

もしかしてラディッシュという意見も変なのだろうか。不安になってきた。取れるものなら駅前でアンケート取りたいくらい不安になってきた。これを読んでる人はどう思いますか?何に見えましたか?ラディッシュではないですか?

 

これだけ人によって見え方が違うのだから、実際の正解がなんだろうともはやそれは正解ではないような気がしてきたが、最後に一応WindowsTwitterアカウントに質問してみた。

こんな謎な質問に公式が答えてくれるのか?というか公式ですら答えは持ち合わせていないのではないだろうか。質問する前にいろいろ考えてやめようかと思ったけど、定まった答えがない今、公式見解という拠り所が欲しい。それを持ってやっとこの疑問が成仏するんだ!

 

………

……

回答なしorz

さすがにか。さすがに答えれないか。これに答える時間があったらさすがに違う仕事するか。

 

でも、いいや。もう公式な正解がなくてもいい。もし回答が来て、「切り取ったルーズリーフです」とか言われてももう信じれないし。

だって完全にラディッシュだから。みなさんも自分が見て、感じたことだけを信じればいいと思う。

ただ、鏡ではないと思う。そこだけは譲れない。

 

 

 

暇つぶし評価

【最大評価★5つ】

時間つぶせる度:★★★

楽しさ:★★★

実用性:★★

費用の掛からなさ:★★★★

おすすめ度:★★★

 

おわり